よくある質問:教育

FAQ : Education

高専とはどのような教育機関ですか。

高等専門学校(高専)は、実践的な技術者の育成を目的とした高等教育機関です。中学校卒業後に入学し、5年間の一貫教育を受けます。
大学受験を中心とした学習を行う一般的な高校とは異なり、早い段階から専門分野の教育を受けることができ、専門分野と一般教養をバランスよく習得します。また、授業では理論に加え、実験や実習も重視しており、エンジニアとして必要な知識・技術・課題解決力を身につけることができます。
さらに、高専卒業生は産業界から高く評価されており、高い就職率を誇ります。一方で、より高度な学習や研究を行うために、大学3年生へ編入学する学生も多くいます

国際高専の教育にはどのような特徴がありますか?

国際高専は、高専教育の特長を活かしながら、世界で活躍できる人材を育成しています。
1・2年生は、自然豊かな白山麓キャンパスで全寮制の生活を送り、共同生活を通して自立心や主体性を養います。また、多くの授業が英語で行われ、日常的に英語に触れる環境が整っています。
3年生では、1年間の海外留学を通して、語学だけでなく専門分野についても学びます。異文化の中で学ぶことで、国際的な視野と柔軟な思考力を育みます。
4・5年生は、金沢工業大学と施設・設備を共有する金沢キャンパスで学びます。ロボティクスや情報分野などの専門知識を深めるとともに、高度な研究やプロジェクトに取り組みます。
また、5年間を通じてさまざまな国際的活動に参加する機会があり、グローバルな視野と実践力を身につけることができます。

目標とするグローバルイノベーターとはどのような人物ですか?

本校では、グローバルイノベーター(世界で活躍できるエンジニア)を、「理工学の知識を活用して課題を発見し、その解決策を形にするとともに、国際共通語である英語を駆使して仲間と協働し、新たな社会的価値を創出できる人」と定義しています。
また、以下に示す能力を備え、それらを日本語と英語の両方で表現し、実践できる人材であると考えています。
1. 挑戦と創造力 (新しいことに挑戦し、アイデアを形にする力)
2. 社会貢献と倫理観 (社会に役立つことを考え、適切に判断・行動する力)
3. 協働とコミュニケーション力(仲間と協力し、わかりやすく伝える力)
4. 多様性理解と自己表現(さまざまな文化や価値観を尊重し、自分の考えを表現する力)
5. 科学的思考と継続的学び(事実に基づいて考え、学び続ける力)

「エンジニアリングデザイン」では何を学びますか?

1~4年生の「エンジニアリングデザイン」の授業では、現実社会の課題を題材に、課題解決のプロセスを学びます。
学生はチームで活動し、課題の特定・定義から、解決策の設計、試作、テスト、発表までの一連の流れを繰り返し経験します。このプロセスを通して、論理的思考力、創造力、コミュニケーション力を身につけます。
また、学年が上がるにつれて課題の難易度も高まり、地域社会と連携したプロジェクトに取り組むこともあります。

「デザインシンキング」はどのように使われますか?

「デザインシンキング」は、ユーザーの視点に立って課題を捉えることから始める問題解決の手法です。
本校では主に「エンジニアリングデザイン」の授業で活用し、ユーザーのニーズを深く理解したうえで、適切な解決策を考える力を育てます。また、さまざまな視点からアイデアを創出し、試行錯誤を重ねながら最適な解決策を導き出す力を養います。

英語に自信がありませんが、授業についていけますか?

英語に自信がなくても問題ありません。入学後に基礎から学べるカリキュラムが用意されています。
1年生科目の「ブリッジ・イングリッシュ」では、数学や物理などの授業で使われる英語を事前に学びます。また、習熟度別の英語科目や、外国人教員との日常的なコミュニケーションを通して、無理なく英語力を伸ばすことができます。
さらに、放課後の学習サポートや、平日夜のラーニングセッションなど、継続的な学習を支援する体制も整っています。本校では英語を「道具」として捉え、実際に使いながら身につけていきます。

入学時に英語能力の資格は必要ですか?

特別な英語資格は必要ありません。本校では、現時点での英語力よりも「学びたい」という意欲を重視しています。
入学後は、少人数教育や全寮制による日常的な学びの中で、多くの学生が英語力を大きく伸ばしています。TOEFL、英検、TOEIC、IELTSなどの資格試験に必要な力も、授業や日常生活を通じて身につけることができますが、そのためには継続的な努力が大切です。

英語が得意な学生向けの授業はありますか?

英語力に応じて科目やクラスを選択・配置しています。英語が得意な学生は、より高度な英語運用能力を養う授業に取り組むことができます。
例えば、ディスカッションやプレゼンテーション、アカデミックライティングなどを通して、英語で考え、発信する力を高めます。

夜の学習「Learning Session」ではどのようなサポートがありますか?

平日夜7時30分から9時30分に行われる「ラーニングセッション」では、複数名のラーニングメンターが常駐し、授業内容の理解や課題への取り組みをサポートします。
分からない点をすぐに質問できる環境が整っているため、学習内容の理解を深め、学習の遅れを防ぐことができます。また、英語学習に関する相談にも対応しており、一人ひとりの課題や学習状況に応じた支援を受けることができます。

入学前に準備しておくことはありますか?

特別な準備は必要ありませんが、中学校で学んだ英語や数学の復習をしておくと、入学後の学習をスムーズに始めることができます。あわせて、英語に慣れるために、簡単な英文を読んだり聞いたりする習慣をつけておくことも有効です。
また、ニュースや科学技術に関心を持ち、身の回りの出来事に疑問を持つ姿勢を大切にしてください。自分で考え、調べる習慣を身につけておくことで、入学後の学びをより充実したものにすることができます。

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