生成AIの利用について
Use of Generative AI
この度、本校はChatGPT等の生成AIツールを学校生活の中で活用する際のガイドラインを定めました。昨今、目覚ましい進歩を遂げイノベーティブな影響を社会に与えている生成AIですが、実社会に与える負の影響が問題視されているからです。
生成AIを使いこなすことは、全ての人々に必要なリテラシーと言っても過言ではありません。以下の注意点を守り、不適切な利用例、適切な利用例を参考に正しく安全な使い方を身に付け、学業や課外活動に有効に活用してくれることを期待します。
注意点
- 個人情報や機密情報の漏洩に注意すること
生成AIに個人情報や機密情報を入力する際は細心の注意を払ってください。基本的にはこのような情報は生成AIのデータとして入力しないようにしてください。 - 情報の正確性や信頼性に留意すること
生成AIからの情報は生成物に対する正確性や信頼性は保証されていません。内容の正確性や出典、その根拠を確認してから利用するようにしてください。
生成AIの不適切および十分に注意を必要とする利用例
- 各種課題、レポートや論文の作成
生成された内容をほぼそのままで提出されたものは剽窃(ひょうせつ)(盗用)とみなされる可能性があります。剽窃(ひょうせつ)・盗用は学業の場においても重大な不正行為であり、あってはならないことです。 - 各種コンクール・課外活動などへの作品応募
AIで生成した作品が入賞するという事案が発生し社会的な問題となりました。
生成AIの有益な利用例
- ディスカッションやアイデア出しの作業の途中でヒントとなる情報を引き出す。
- 英会話の相手としての活用
授業での活用について
各授業において、生成AI活用の可否や利用する際の条件は授業の担当教員の判断に委ねられています。学生は授業の担当教員の指示に従ってください。
*上記内容については生成AIの進化に併せて随時更新していく予定です。