STAGE 1
白山麓の大自然に囲まれた
ボーディングスクール A boarding school surrounded by nature at the foot of Mt. Hakusan
1年生・2年生
大部分の科目を英語で学ぶ
欧米型全寮制スクールを導入
日本三名山のひとつ白山のふもとに新たに建設された「白山麓キャンパス」は1~2年生、教員、スタッフ、さらに地元の方々と交流する「英語によるラーニングコミュニティ」。数学、理科、情報など大部分の科目を英語で学びます。さらに、日本初の理工系リベラルアーツ教育を通してどのような時代が到来しても柔軟に対応し、多彩な課題を解決できる力を身につけます。
理工系リベラルアーツ教育
世界のイノベーションシーンの教育実践としてデザインシンキング*1 「CDIO」*2 を取り入れた『エンジニアリングデザイン教育』です。予測困難な時代にあっても自分を活かしていける、自律性、チャレンジ精神、リーダーシップ、チームワークといった人間力と、新たな知識を獲得し、それを活用して多様な課題を解決していく力を身につけます。
*1 デザインシンキング
ユーザー像を想定し、そのユーザーにとって何が問題で、何が必要なのかを考えアイデアを創出し、まとめたアイデアを具体化し、実験・検証などによってアイデアをさらにブラッシュアップしていくデザイン手法の一つです。
*2 CDIO
「Conceive(考える)‐Design(設計する)‐Implement(実行する)‐Operate(運営する)」の略。専門知識と同時に対人スキルや製品・システム開発スキルを修得する統合化した学習体験を重視しています。MITやスタンフォード大学など36か国137の機関が加盟し、国際的な工学教育のスタンダードになりつつあります。

理工学的思考力を身につける「STEM教育」
2000年代に米国で始まった科学技術の新しい教育モデル「STEM教育」は、S=Science(科学)、T=Technology(技術)、E=Engineering(工学)、M=Mathematics(数学)を統合して学ぶ教育のことです。現在では、A=Art(芸術)を加えた「STEAM教育」が注目されています。
国際高専では教育の柱のひとつとして英語での「STEM教育」を推進しています。さらに、エンジニアリングデザイン教育や課外活動プログラムの中で、先の科目群が示す知識がどのように生かされ、使われているかを理解し、知識やスキルが統合化されることを目指しています。