2020年6月3日（水）、白山警察署より交通第一課 榎本高裕警部補が白山麓キャンパスに来校し、１・２年生を対象に交通安全講習会を開催しました。当講習会では主に自転車に乗る上で知るべき交通ルールや心構えについて話がされました。榎本警部補の話では、自転車に乗りながら交通事故に遭うのは高校生が多く、中でも高校1年生が4割を占めるなど特に注意が必要です。自転車の交通事故が多い理由として、自転車に乗る子供も車を運転する大人も軽車両の交通ルールを誤認している人が多い点が挙げられます。交通ルールを無視した場合、他人を怪我をさせて多額の賠償金を請求されたり、自らが怪我をしたり、最悪の場合は命を落としたりする可能性があります。榎本警部補は「このような代償を払いたくなければ交通ルールを守ってください」と呼び掛けました。

また、「『交通ルールを教えてもらっていないから知らなくても仕方ない』と思うかもしれないが、その言い訳が通用するのは義務教育である中学生までです。皆さんは自ら調べて知識を得ることができますのでどんどん調べてください」「交通事故は誰も遭おうと思っていないが、石川県で毎日必ず起きています。遭わないようにするためには普段からの考え方や心掛けが大切です」と締めくくりました。