国際高専機械工学科５年、小間研究室の堂野 拓真さんと古路 頌裕さんの2名が、11月14日（日）に栃木県ツインリンクもてぎで開催された自作電気自動車競技会「2021 Ene-1GP MOTEGI」に参加しました。
当競技会はパナソニック製の単3形ニッケル水素充電池エボルタ40本を動力源とし、コース1周のタイムアタックと90分間に走行した周回数の2競技の合計ポイントを競います。

国際高専チームは今回、自作EVに実装した自動アクセルシステムの実証実験を目的に参加しました。車がコース上のどこを走っているかをGPSで推定し、その地点ごとに設定したアクセル指令値を実行する方法で、全周回を自動運転させることに成功しました。
製作したEVは、自動アクセル制御の効果によって均一なタイムでラップを重ね、ほぼ想定通りの電力消費で走り切り、KV-2大学・高専クラス3位に入賞しました。

2人はシステムが安全・確実に機能することを目指し、作り込みとテストを繰り返しながら競技会に間に合わせました。