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サイバー安全講習会が白山麓キャンパスで行われました。 Cyber Safety Seminar at Hakusanroku Campus

Cyber Safety Seminar at Hakusanroku Campus

 

 

 6月29日(水)、白山麓キャンパスの12年生を対象にサイバー安全講習会が実施されました。石川県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課サイバー犯罪対策係 庄司 弘幸氏をお招きし、インターネットに潜む危険について講話を行いました。

 フィッシング被害やSNSでの友人トラブルなど、様々なサイバーに関する相談が年々増え、それだけ、サイバーセキュリティ空間が日常生活に欠かせない、身近な存在になってきています。その中でも、詐欺・悪質商法・偽サイトのようなフィッシングサイトでクレジット番号を入力し、カードを不正に利用されてしまうケースや、スパムメールで届く荷物不在メールなどのURLを何気なくクリックすることで、フィッシング被害に遭うケース、人の心の隙や行動ミスに付け込んで情報を盗み出す物理的手法、Wifiスポットで何気なく接続し通信内容が盗聴・盗難されるケースなど、主な手口は様々です。これらの手口への対策として、通販サイトの利用に関する通知を止める、不審なメールに添付されているURLを信じない、自分が使っている携帯会社や通販サイトから通知のメールを受け取った場合でも、メールに添付されているURLではなく、正規のサイトからアクセスを試みて欲しいと庄司氏は強調し、また、OSのアップデートを頻繁に行い、パスワードはより複雑なものにして、使い回しはしないようにと呼びかけました。

 後半では、SNSには多くの罠や危険が潜んでいることが説明され、その罠にはまった女子学生の物語を描いたドラマを視聴しました。庄司氏より「SNSで情報発信をする際に、何気なく投稿した写真により、誰かに迷惑が掛かってしまうケースや、犯罪や罪にならなくても民事的に損害賠償をしなくてはいけないケースなどがあり、SNSは非常に便利ですが、情報発信をする際は十分に気を付けて下さい」と学生たちに伝えられ、サイバー安全講習会は終了しました。

HOMENewsサイバー安全講習会が白山麓キャンパスで行われました。

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