国際高専:国際高等専門学校

1、2年生が防災体験及び消防訓練を実施 1st and 2nd year students experience disaster prevention and fire drill

 9月22日(木)、白山麓キャンパスの学生たちは、元消防監で白山麓キャンパスの事務室所属の山口 博文さんから防災についての講義を受けた後、防災体験に行きました。帰寮後、山口さんの指導のもと避難訓練も行いました。

 防災体験は、1年生が能美市消防本部、2年生が白山消防本部で実施されました。1年生は能美市消防本部で、消防署の資機材等の説明や地震体験、強風体験、煙中体験、消火体験、通報体験、さらに3Dシアターによる映像を通して災害の恐ろしさを体感しました。2年生は白山消防本部で、災害時における活動の講習や防災通信等の説明を受けた後、地震体験などをしました。防災通信等の説明では、国際高専の教員が実際に英語で消防署に119番通報し、電話通訳センターを介した同時通話システムとスマートフォンを使った映像通報システムで、現場の状況や指令員が映像を確認する様子などを見学しました。

 1、2年生が消防体験から帰寮後、白山麓キャンパス内と周辺に住む教職員を中心に避難訓練を実施しました。これは休日や夜間を想定した訓練で、火災発生時における適切で迅速な対応と教職員の防火意識の向上を図ることを目的としています。
 学生寮1階のゴミ集積室からの出火したことを想定し、自動火災報知機により、サイレンアラームを聞いた寮に住む職員が現場に急行、119番通報をして現場の状況説明、またレジデントアドバイザー(寮母)は学生たちを避難場所である「ピロティー」へ避難誘導をさせ、別の職員は寮内に残留者がいないことを確認し初期消火活動をしました。避難完了後、ユニットリーダーは人員報告を現場本部に報告しました。また、白山麓キャンパス周辺に住む教職員も駆けつけ、応急救護所及び待機所の設置をしました。国際高専では、定期的にこのような訓練を実施し、安全・安心な寮生活の推進に努めています。

【1年生 能美市消防本部】

【2年生 白山消防本部】

【避難訓練】

HOMENews1、2年生が防災体験及び消防訓練を実施

PAGETOP