国際高専:国際高等専門学校

第57回 高専祭が開催されました。 School Festival

School Festival

2022年10月15日(土)、第57回 高専祭が白山麓キャンパスで開催されました。今年は校名を国際高等専門学校に変更してから初めて国際理工学科1~5年生が揃う年ということで、副題は『Change ~新たな時代へ~』に決定しました。普段は別々のキャンパスに通う学生、教員、家族、卒業生が一堂に集結し、楽しい時間を共有しました。学生たちが企画したプログラムは以下の通りです。

  • ロボコン壮行会
  • クイズ大会
  • カラオケ大会
  • バンド演奏
  • スピーチコンテスト
  • BINGO

高専祭の前に、一週間後行われる高専ロボコンの東海北陸地区大会に出場する2チームのロボットが披露されました。今年は金沢キャンパス4年生によるAチームと白山麓キャンパス1、2年生によるBチームの2チームが出場します。この日は出場を1週間前に控えた両チームが実際にロボットを動かしてみせ、観客からは歓声が沸き起こっていました。

アプリを使用した全員参加型のクイズ大会では国際高専に関する様々な問題が出題され、学生たちは大画面に表示されるリアルタイムの得点ランキングに一喜一憂しました。50問出題され、大石 意丸さん(2年)が2位に圧倒的差をつけ優勝しました。カラオケ大会では大階段に設置された巨大スクリーンに映像を映し出して、学生・教職員が熱唱しました。また、オンライン採点システムで歌唱力を全国と競い合いました。

昼食を挟んで行われたバンド演奏では2組が演奏を行いました。1組目は橋谷 龍斗さん(2年)と黒田先生によるバイオリン演奏で、助っ人としてピアノが得意な井上 武虎さん(4年)が伴奏を担当しました。3人が奏でる美しい旋律に会場が聴き入りました。2組目は2年生の木下 観さん、草本 留嘉寿さん、セルゲレン・サンサルさん、大石 意丸さん、橋谷 龍斗さんと1年生の田中 陸さんによるバンド演奏でした。本格的な練習は2週間前からと謙遜する言葉からは想像できない完成度で会場が一体となって盛り上がりました。サプライズゲストとして2年生の奥山 眞宙さんも登場し、コスチュームによるパフォーマンスも笑いを誘いました。

続いて行われたのはスピーチコンテストとBINGOです。スピーチコンテストでは各学年が計画したプレゼンテーションを行いました。国際高専らしく、スピーチコンテストの形に囚われないものもありました。5年生は瀬戸 悠華さんとプラチャクタム・イッサダーさんが国際高専に入学してからの5年間を写真とともに振り返りました。4年生は種村 真央さんと徳山 美結さんがクラスメートの紹介とコロナ禍での辛かった経験を語りました。2年生はセルゲレン・サンサルさん、橋谷 龍斗さん、潟辺先生によるギター演奏で、しっとりとした弾き語りがとても心地よかったです。1年生はとうとう会場を飛び出し、白山麓キャンパスを使ったかくれんぼを行いました。最初に見つかった5人には罰ゲームとして一発芸を披露してもらいました。

プログラム最後は恒例のビンゴ大会です。全学生がビンゴカードを片手に読み上げられる数字に応じて喜びや悲痛の声を上げました。上位者にはテーマパークの年間パスポート、旅行券、図書券、ギフトカード、マグカップなど、その後もたくさんの景品があり、次々とビンゴになった学生が景品を受け取りました。最後の景品だと思われていたスナック菓子が終わったあとも、卒業生の方に提供していただいたみかんが追加の賞品となり、学生が群がっていました。

クロージングではカラオケ大会とスピーチコンテストの表彰式が行われました。また、ルイス・バークスデール校長が感想として「クイズの難易度と音楽の上手さが想像以上だった。普段は離れ離れの両キャンパスが一緒に楽しめてよかった。まさかスピーチコンテストでかくれんぼをやらされるとは思わなかったが、学生たちのことをもっと知ることができて嬉しかった。成功を収めたのも学生会の準備と運営が上手だったためだ」と述べました。1日を通してずっと笑いと興奮が絶えない楽しい時間で、来年を楽しみにするばかりです。

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