国際高専:国際高等専門学校

ブータン王国からのお客様 Visitors from The Kingdom of Bhutan

Visitors from The Kingdom of Bhutan

2023年2月8日(水)、ブータン王国の研修員10名が青年研修事業の一環として国際高専へ来校されました。青年研修事業は小松市国際交流協会(KIA)が国際協力機構(JICA)の委託を受け、「開発途上国の青年層を日本に招き、それぞれの国における開発課題について、日本の経験、技術を理解する研修を行い、将来の国づくりを担う人材の育成」を目的として平成7年度以来毎年実施されています。今回はブータン王国から技術者や行政官など10名が白山麓・金沢の両キャンパスを見学しました。

なお、今回の見学における言語はすべて英語で、白山麓キャンパスは1・2年生の8名の学生、金沢キャンパスは修学支援主事の札野寛子教授が案内を行いました。

最初に白山麓キャンパスにて松下臣仁学科長より「英語で学ぶSTEM教育」や本校オリジナルの「エンジニアリングデザイン教育」の取り組み、金沢工業大学との5+4の教育システムなどの説明が行われました。その後、8名の1・2年生がキャンパス内を案内しました。各教室で行われている授業の取り組みの他、寮や体育館、カフェテリア、温泉など、学生たちが普段活動してる様子も英語で説明しながら案内しました。説明の合間には、ブータンの学生生活や言語など、学生たちが興味を持ったことを先方に質問するなど、活発なコミュニケーションを取っている様子が印象的でした。

続いて訪れた金沢キャンパスでは、4・5年生が取り組んでいるロボコン活動や、大学生とコラボレーション活動する研究室、貴重な科学技術書が納められている「工学の曙」文庫や27万枚のレコードが聴けるポピュラー・ミュージック・コレクション、24時間開放の自習室、分野を越えてプロジェクト活動をするチャレンジ・ラボ、ものづくり課外活動を行う夢考房などの施設を視察しました。ツアー後、代表のキンザム・ナムゲイさんが「今回の視察で学ぶことや、インスピレーションをたくさん得ることができました」「本国へ持ち帰って再現できるように努めてまいります」と挨拶し、お互いに今後の良い関係を願って終了となりました。

 

 

 

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