金沢キャンパスと白山麓キャンパスの交流を深めるスポーツイベントが２つ開催されました。5月27日（土）に白山麓キャンパスで開催された「スポーツデイ」と、6月17日（土）に扇が丘キャンパスの第二体育館で開催された「スポーツフェスティバル」です。こうしたイベントは、学生が２つのキャンパスに二分される国際高専では上級生と下級生が交流する貴重な機会となります。開会の挨拶で鹿田校長は「楽しいスポーツを通して、友達をたくさん作ってください」と呼びかけました。

5月27日（土）に白山麓キャンパスで開催されたスポーツデイでは、ソフトバレーボールと、体育教員フィリップ・ケザウ先生の母国ニュージーランドで馴染みがある「コミュニケーション・ロボット」という２種目で汗を流しました。ソフトバレーボールには上級生・下級生を混ぜたチームと、教員のチームを複数作り、総当たりで対戦を行いました。全員が初挑戦となった「コミュニケーション・ロボット」は３人１チームとなり、１人は目隠しされて四つん這いで移動するロボット役、１人は声が出せないジェスチャーをする指示役、１人は指示役のジェスチャーのみを見て、口で伝える役に分かれ、伝言ゲームの要領で行うドッジボールに似たチーム対抗ゲームでした。目隠しをしたロボット役しかボールに触ることが出来ず、慌てて口とジェスチャーで指示を出すメンバーで会場は大盛り上がりでした。

6月17日（土）に扇が丘キャンパスの第二体育館で開催されたスポーツフェスティバルでは上級生と下級生を混ぜた４チームでバスケットボール、バレーボール、綱引き、リレーの４種目を楽しみました。バスケットボールとバレーボールでは優勝した学生チームと教職員チームが対戦し、両チームを応援する声が会場に響きました。綱引きはこれが更にエスカレートし、全学生約60人対教職員28人という大がかりな勝負に発展。鹿田校長先生も参加し勝負に臨みましたが結果は学生の圧勝でした。リレーでは、バランスボールを持って走る、二人三脚で走る、スプーンにピンポン玉を乗せて走る、の３種目を、教職員チームを加えた５チームで競いました。これも歓声が体育館に鳴り響く大盛り上がりで、各チームのアンカーが名勝負を締めくくりました。

終了後は各チームに賞品のお菓子が配られ、仲良く分け合う両キャンパスの学生がイベント開始前より距離が近づいたように見えました。