国際高専:国際高等専門学校

消費者教育講話 Seminar to be a smart buyer

Seminar to be a smart buyer

2023年6月30日()、消費者教育講話が金沢キャンパスの合同講義室で行われ、高専4・5年次生が「かしこい消費者」になるための90分の講話を受けました。昨年41日より成年年齢が20歳から18歳に引き下げられたことにより、18歳から自分の意思で様々な契約ができるようになりました。今年は「消費者トラブルから身を守る」というテーマで弁護士の林正人さんに講話をしていただきました。

「契約」と言うと大げさに聞こえるが、店で物を購入したり、美容室で髪を切ったり、電車に乗ることも契約です。お金を支払う代わりに物品やサービスを受けること、契約とは当事者に「法的な責任」が生じる約束のことを指します。しかし、消費者を誤認させたり、困惑させる行為など不適切な場合は取り消しをすることが可能です。林先生はトラブルが起きやすい取引の具体例を挙げながらクーリング・オフなどの身を守る手段を解説しました。

また、講話後にドラマ仕立てのDVDを流し、特に18歳~20歳までの若者が逢いやすい事例を紹介しました。上京したばかり女の子が先輩にマルチ勧誘をされたり、無料お試しで受けたエステサロンで高額なプランに加入してしまったり、どのケースでも若者は強く断ることが出来ず、最後には押し切られて消費者金融からお金を借りて借金を背負ってしまいました。トラブルに遭わないためにはきっぱりと断ること、焦って判断を下さず落ち着いて他人に相談することが重要です。トラブルに遭った場合は迷わず消費生活センターや相談窓口に相談しましょう。

HOMENews消費者教育講話

PAGETOP