国際高専:国際高等専門学校

ステークホルダー交流会2023に2年生が2名参加しました。 KIT/ICT Stakeholder Meetup 2023

2024222日(木)、KITICTステークホルダー交流会2023が金沢キャンパスの多目的ホールで開催されました。ステークホルダー交流会は授業や課外活動を通して「知識の修得」と「知恵の活用」に取り組んできた金沢工業大学と国際高等専門学校の学生が学外に向けて自分の成長ストーリーのプレゼンテーションを行うというイベントです。2部構成となっており、前半は学生のプレゼンテーション(1人あたり5分)、後半はイノベーターの卵を見にきた企業の方々との交流会がポスターセッション形式で行われました。

OGの瀬戸悠華さんも参加(写真左)

太田 晴喜さん(2年生)

父がフェラーリのエンジニアをしている太田さんは自身もフェラーリでF1のエンジニアになることが夢で、そのために英語と工学が学べる国際高専への進学を決意しました。中学校では世界最大のロボット競技会FIRST LEGO LEAGUEに3年間出場し、日本大会3連覇、2021年に世界大会総合優勝をしています。国際高専に入学してからは自律型ロボットによる国際的なロボットコンテストWROWorld Robot Olympiad)に出場し、2年連続で全国大会進出を決めています。白山麓キャンパスでの2年間はプログラミングに苦戦しつつもロボット製作の技術向上に励み、頼りになるチームメンバーと戦略の大切さを学んだと言います。今後はニュージーランドのオタゴポリテクニク留学で英語を磨き、金沢キャンパスに通う4・5年生では高専ロボコンに挑戦します。ポスターセッションではSTEMフェアで製作したLEGOのトランスミッション付きV6エンジンを公開し、参加者の注目を集めました。

水澤諒也さん(2年生)

水澤さんの発表は「悩める私」と題され、小学生の時から変化した将来の目標について話しました。小学生の時の夢は「経済的自立と早期退職」、いわゆるFIREでした。その時は仕事は避けるべきものと考えていた水澤さんでしたが、中学生での職場体験やコロナ禍で父親がリモートワークで仕事をする姿を見て、「仕事はやりがいがあるものだ」と感じるようになります。両親の仕事で海外でのインターナショナル・スクールに通うことになり、英語の授業や乗馬など様々な新しいことに挑戦して世界が広がる感覚を知った水澤さんは国際高専でも様々なことに挑戦することを決意しました。まだ将来の夢が決まっていないからこそ高専ロボコンやビジネスコンテストなど参加できるものには全て参加し、授業では優秀者に贈られるICT Scholarship Gold、課外活動では高専ロボコンでは企業賞、高専インカレチャレンジでは最優秀賞など、様々な成果・実績を挙げることができました。やりたいことがわからない今だからこそ新しいことに挑戦してきた水澤さんですが、現在はまだ将来やりたいことがわからないそうです。ポスターセッション前に企業に向けて「こんな私にやるべきことを教えてください!」と呼びかけました。

HOMENewsステークホルダー交流会2023に2年生が2名参加しました。

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