国際高専:国際高等専門学校

ICT OPEN CAMPUS 学校見学会を開催しました

6月10日(日)、国際高専の学校見学会を白山麓キャンパスで開催し、中学生とその家族の方など、石川県内外から合わせて25名が参加しました。

はじめにルイス・バークスデール校長が歓迎のあいさつをし、全寮制の2年間、ニュージーランドへの全員留学、金沢工業大学との共創教育など、国際高専の学びの特色について「さまざまなバックグラウンドを持つ人々とコラボレーションし、モノづくり、コトづくりを通してイノベーションを起こす土台を育んでいく」と紹介しました。続いて松下臣仁国際理工学科長が、学生生活の一日の流れや、「エンジニアリングデザイン教育」など国際理工学科での学習内容を具体的に説明しました。

入学試験、奨学金制度について説明を受けた後、参加者はゴールデン・イーグル・カフェテリアに移動。国際理工学科の学生が普段食べている食事を、学生、教職員と一緒に体験していただきました。各テーブルでは、授業や寮生活、周辺の環境などを話題に会話が弾む様子が見られました。

午後からは2つの体験授業を英語で実施しました。1つ目の「エンジニアリングデザイン体験」では、ハヤト・オガワ准教授の指導で「学生寮にイノシシが現れたらどうするか」をテーマに、デザインシンキング(※1)のプロセスの1つである「アイデア出し」とプログラミングに取り組みました。「英語でSTEM」では、ナグワ・ラシィド講師が円周率「π(パイ)」の求め方や歴史を解説した後、円形のプレートを使い、円周や直径を計測して実際にπの値を出す計算にチャレンジしました。

最後に、国際高専校舎、学生寮をめぐるキャンパスツアーに出かけました。アイデアをカタチにできる機材がそろった「メーカースタジオ」、勉強や読書をしたり、友人とくつろいだりと思い思いの使い方ができる「リビングコモンズ」では、「素晴らしい施設でうらやましい」と感嘆する参加者も見られました。

参加者からは「英語があまり得意ではないので不安だったが、日本人の教員も授業でサポートするとわかって安心した」「寮生活の様子を学生に直接聞けて良かった」などの声が聞かれました。

次回の学校見学会は、8月18日(土)、19日(日)に開催します。詳細は後日ウェブサイトでお知らせいたします。

※1 デザインシンキング
ユーザー像を想定し、そのユーザーにとって何が問題で、何が必要なのかを考えアイデアを創出し、まとめたアイデアを具体化し、実験・検証などによってアイデアをさらにブラッシュアップしていくデザイン手法の一つ。

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