6月6日(水)、石川県警金沢中警察署生活安全課少年係小野寺啓巡査長を講師に招き、2～5年生を対象とした薬物乱用防止教室を金沢キャンパス・多目的ホールで実施しました。

小野寺氏は覚せい剤や大麻など代表的な薬物の特徴や作用をそれぞれ説明し、「薬物には強い依存性がある。耐性があるので使用量は増えていき、止めたくても意志の力だけでは止められない」とその恐ろしさを強調しました。講話の後半は、普通の学生だった若者が薬物依存によって学校に行けなくなり、薬物を手に入れるために犯罪に走って家族の生活をも崩壊させるさまを視聴しました。小野寺氏は、「身近な友人などから誘われて薬物に手を出すケースが目立つ。たとえ誘われても、絶対に断って」と訴えました。

また15日(金)には、石川県警生活安全部生活環境課サイバー犯罪対策室係長・柿本恵勝氏を講師に招き、2～5年生を対象としたサイバー安全講習会を金沢キャンパスで開きました。学生は近年増え続けている偽サイトや架空請求、マルウェア(コンピュータウィルスやワームなど、有害な作用をする悪意のあるプログラム）にどう対応すべきかを学んだほか、ネットへの不用意な書き込みで自分が加害者になる可能性を指摘され、ソーシャルネットワーキングサービスや掲示板などは慎重に利用するよう意識を改めた様子でした。