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The 8th Micromouse Contest in Kanazawa 第8回マイクロマウス金沢草の根大会を開催しました

第8回マイクロマウス金沢草の根大会を開催しました

自作のマイクロマウスの性能を競う第8回マイクロマウス金沢草の根大会が、7月14日(土)、15日(日)に国際高専白山麓キャンパスで開催されました。

マイクロマウス競技は、参加者自らが作ったロボットが自律的に迷路を探索し、 ゴールに達する最短時間を競う競技です。1977年にIEEE(米国電気電子学会)が提唱し、日本では1980年に国内初の「ロボコン」として「全日本マイクロマウス大会」が開かれ、以来毎年開催されています。世界でも最も歴史あるロボット競技会です。

金沢草の根大会は、全日本マイクロマウス大会への出場権を獲得できる地区大会の1つ。競技はマイクロマウス、マイクロマウスクラシック、ロボトレースの3部門で行われ、合わせて68台のロボットが参加しました。自作のマウスを持参して東京、名古屋、新潟など各地から、年齢も職業もさまざまな約70名の愛好者が集い、最年少は千葉県から一人で参加した高校2年生でした。

1日目は会場設営や試走・マシンの調整を行い、夜には懇親会が開かれました。懇親会では参加者同士がマウスの知識や技術の話に花を咲かせ、交流を深めました。2日目は朝から3部門の競技を開始。参加者がそれぞれ工夫を凝らしたマウスが次々に登場し、会場は大いに盛り上がりました。国際高専ハンズオン部の4年生4名と5年生1名も参加しました。

大会を運営した伊藤恒平教授は、「ここ数年では一番の参加者数で、マイクロマウスの人気が高まってきたと感じる。白山麓キャンパスは宿泊もでき、さまざまな機材や設備も整っていたので、参加者からはたいへん好評だった。来年もさらに盛り上げていきたい」と、成功を喜びました。

各部門の優勝者

  • マイクロマウス部門・・・松井 祐樹さん「Fantom2nd」ベストタイム00:02.547
  • クラシックマウス部門・・・平松 直人さん「ExiaAlter」ベストタイム 00:03.199
  • ロボトレース部門・・・平井 雅尊さん「Cartis04.5」ベストタイム00:05.205

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