国際高専:国際高等専門学校

The 4th Betsukawa Corporation Cup 別川製作所杯ロボコン レスキューロボットの性能競う

レゴ®マインドストーム®EV3を利用したレスキューロボットの性能を競う(株)別川製作所杯争奪ロボットコンテストの第3回大会を、9月7日(金)に国際高専金沢キャンパス多目的実験室で実施し、電気電子工学科3年生がチャレンジしました。

教材として使用しているレゴ®マインドストーム®EV3は、別川製作所の支援をいただいて購入しており、大会には同社の浅香憲一監査役、本校の前校長でもある山田弘文技術顧問ら4名の方を審査員として招待しました。

レースでは、ジャイロセンサや赤外線センサ、カラーセンサなど数種類のセンサとプログラミングで制御したロボットが、約110センチメートル四方のコースを1周します。ロボットは途中、要救助者に見立てた人形の回収や、クランクなどの課題をクリアしなければなりません。

チャレンジは一人3回まで。トライアルでは順調にゴールできたマシンが、ちょっとした段差やタイヤのスリップで脱落することも多々あり、学生はプログラミング通りに動かないもどかしさを抱えながらも、調整をして再びチャレンジしていました。競技終了後には、上位3名によるプレゼンテーションを行い、学生がマシンを示しながら工夫した点などを発表しました。優勝したのは笠嶋蓮さんで、2位に山岸侑生さん、3位に樋爪一貴さんでした。

今年は既定の3回以内で完走できたマシンが3台、4回目で完走したのが2台のみで、完走率は5%という結果となりました。審査員の講評では「成功率5%では『まぐれ』と言わざるを得ない。同じ失敗を繰り返すのは、現象を見ていないから。現象をよく見て検証すれば、必ず成功につながる。なぜ失敗をしたのかをしっかり考え、先生や先輩のアドバイスをよく聞き、失敗を活かしてほしい」と、厳しくも温かい励ましをいただきました。

HOMENewsThe 4th Betsukawa Corporation Cup

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