国際高専:国際高等専門学校

Culture & Science Communication Project 小学校におけるプログラミング必須化に向けて シールとスキャナーを使って簡単に プログラミングができる教材の実証実験を実施

プログラミングシールの仕組み

金沢工業大学チャレンジラボのカルチャー&サイエンス・コミュニケーションプロジェクトは、株式会社ウイル・コーポレーション(社長 若林 圭太郎、本社 石川県白山市)と株式会社PFU(社長 半田 清、本社 石川県かほく市)との共同で、このたび株式会社ウイル・コーポレーション製魔法のシール(注1)「プログラミングシール」と株式会社PFU製非接触スキャナー「ScanSnap SV600(注2)を使い、現在の小学校内のICT環境にマッチした独自の新しい小学生向けプログラミング教材を開発しました。つきましては、9月30日(日)小学校での新プログラミング教材活用の実証実験をかほく会場と金沢会場で行い、参加する小学生とその保護者、教職関係者からの意見および評価をいただき、教材の有効性について検証します。

  • (注1)魔法のシールは株式会社ウイル・コーポレーションの登録商標です
  • (注2)ScanSnapは株式会社PFUの日本における登録商標です

かほく会場は午前9時30分から11時30分まで、かほく市立宇ノ気小学校で、金沢会場は午後1時30分から3時30分まで金沢市立金石町小学校で、それぞれ小学1年~3年生親子50組を対象として実証実験を行います。

カルチャー&サイエンス・コミュニケーションプロジェクトでは、国際高等専門学校の竹俣一也教授と南出章幸教授が中心となり、金沢工業大学と国際高専の学生が一緒に地域の方々と科学を通してさまざまな交流を行っています。当日は、金沢工業大学4名の学生が講師を務め、実証実験を行います。

2020年から、小学校ではプログラミングの授業が必須になりますが、そもそも小学校の教員全ての方々にプログラミングの専門知識があるわけではなく、また全ての児童にPCなどの機材を準備する事になれば莫大な費用がかかります。さらに小学校低学年用の教材がないのが現状です。このたび開発されたプログラミング教材は、専門的な知識を持っていない小学生の誰もが、基本的な人間の感覚に基づき、コース上に示された課題を解決するため、スタートからゴールを目指して、「まえにすすむ」「みぎにすすむ」等の「プログラミングシール」を貼り合わせ、ロボットを動かすものです。

シールは繰り返し使用することができます。また、課題の内容は学年や科目に合わせ自由にアレンジも可能です。スキャナーはクラスで共有すれば、最小限の設備投資でプログラミングの授業を実施することができます。スキャン → コード化 → ロボット(バギー)への転送 をワンプッシュで実現しているので、特に専門の知識がなくても授業を担当することができます。

今後も連携可能な県内の小学校をひろげ、より多くの実証実験を行い、プログラミング教育におけるシールプログラミングの有効性を検証していきます。

新プログラミング教材活用の実証実験

9月30日(日)

<かほく会場> 

  • 時間:9時30分~11時30分                
  • 場所:かほく市立宇ノ気小学校                
  • 対象:小学1年~3年生 親子50組        

<金沢会場>  

  • 時間:13時30分~15時30分                
  • 場所:金沢市立金石町小学校                
  • 対象:小学1年~3年生 

親子50組
※両会場とも「いしかわ宇宙の学校」:株式会社PFU未来への夢プロジェクト、主催:宇宙の学校いしかわ委員会のプログラムです

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