神宮英夫金沢工業大学教授を講師に招き、「人を対象とした研究倫理」をテーマとした講義が9月28日(金)に国際高専金沢キャンパスで行われ、教職員が聴講しました。講義はテレビ会議システムで白山麓キャンパスと接続し、両キャンパスの教職員ほぼ全員が出席しました。

近年、人を被験対象とした研究で、実験やデータの取得などが、個人情報の流出や人権侵害、身体的・心理的なストレスにつながり、問題になるケースが増えています。国際高専では地域の人々にアンケートやインタビューをするなど、データを収集したり個人情報に関わる機会もあることから、教職員、学生も研究における倫理観を強化する必要があります。

参加した教職員は、金沢工大学園の倫理審査専門委員会が定める倫理審査基準を確認し、人を対象とした研究や教育活動では特に注意するよう意識を改めていました。