11月11日（日）に、国際高専の学びを体験する学校見学会が白山麓キャンパスで開催され、県内外から１６名の中学生とその家族、約５０名が参加しました。

学校紹介では、ルイス・バークスデール校長が白山麓の自然の中にキャンパスを構えた狙い、国際高専が育成を目指す「グローバルイノベーター」、外国人教員と共同生活をしながら英語でSTEM科目を学ぶ教育について話をしました。続いて、国際理工学科長の松下臣仁先生が現在白山麓キャンパスで学校生活を送っている１年生の生活と、国際高専の施設や授業などの紹介をしました。

国際高専の学生が普段食事をとっているGolden Eagle Cafeteriaでランチ体験をした後、参加者は「エンジニアリングデザイン」の体験授業で国際高専のモノづくりを、「English STEM」では英語で理数工科目を学ぶ体験しました。「エンジニアリングデザイン」の授業では社会に存在する課題を解決するプロセスを体験するために、校内にイノシシが侵入してきた状況を課題と見立てて、アイデア出しとプログラミングソフトのScratchを使用したシミュレーションを行いました。「English STEM」の授業は英語で行われ、参加者はSTEM科目を英語で受ける体験をしながら、円周率「π（パイ）」を求める２つの方法を学びました。

体験授業のあと、参加者は３つのグループに分かれてキャンパスツアーに出かけました。モノづくりを行うメーカースタジオや、コンピューターラボ、夜のラーニングセッションや交流の場として利用されているリビングコモンズ、学生寮、レクリエーションや体育の授業を行う体育館とトレーニングルームなどを見学しました。教室には教員がおり、それぞれ数学、英語、体育、コンピュータースキルズ、生物、化学、物理などの理系科目、ラーニングセッション、メーカースタジオのレーザーカッターなどの機材、留学プログラムの説明が行われました。最後に国際高専のリーダーシップアワード　奨学生制度についての説明も行われ、見学会は終了しました。

見学会にご来校くださった皆さま、ありがとうございました。

今年度の見学会は全て終了しましたが、キャンパス見学は随時受け付けております。

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