2019年9月22日（日）国際高専の学校見学会が白山麓キャンパスで開催されました。学校見学会では授業体験やキャンパスツアーなどを通して、国際高専の教育を直接体験することができます。オープニングではルイス・バークスデール校長による挨拶、学生代表 本丸日菜さん（2年）による学生目線で見た国際高専のプレゼンテーション、さらに入試概要と奨学金制度の解説が行われました。12時からはランチ体験が行われ、白山麓キャンパスの学生と同じゴールデンイーグル・カフェテリアで昼食をとりました。

午後は2つの体験授業が行われました。一つ目のエンジニアリングデザイン体験授業ではデザインシンキングのアイデア出しと、そのアイデアを試すプロトタイピングを体験しました。入学後の実際の授業では1学期かけてこの手法でプロジェクト制作を行います。二つ目のEnglish STEM体験授業では、英語で理数系科目を受ける体験をしました。国際高専ではSTEM科目（科学、技術、工学、数学）は英語で行われています。中学校を卒業してすぐ英語の授業は不安かもしれませんが、日本人の先生のサポートもありますし、15歳であれば短期間で耳が英語に慣れます。この体験授業ではプラスチックロケットの制作をしました。説明はハズワン先生の英語で行われましたが、全員見事なロケットを完成させることができました。制作したロケットは体育館へ移動して実際に飛ばし、2階の足場まで届く大記録の連続でした。

体験授業のあとはキャンパスツアーが行われ、メーカースタジオ、教室、学生寮などを見て回りました。エンジニアリングデザインの教室では学生2名がこれまでに取り組んだプロジェクトや、現在取り組んでいるプロジェクトについて説明を行いました。最後にクロージングを行ったあと、見学会終了となりました。

次回の学校見学会は11月3日（日）です。今年度最後の学校見学会となりますので、ご希望の方はこちらからご予約ください。