国際高専:国際高等専門学校

国際高専のチームが「高専ワイヤレスIoTコンテスト2020」に採択されました。 ICT Team was chosen for the "2020 Kosen Wireless IoT Contest"

総務省主催の高専ワイヤレスIoTコンテスト2020で国際高等専門学校白山わがふるさとチームが「白山の自然を守り、白山の魅力を世界に発信するデジタルトランスフォーメーション」で採択されました。

高専ワイヤレスIoTコンテストは総務省が、地域における若手人材を活用した電波有効利用に資するIoT技術実証の円滑な実施のため、有効策を取りまとめていくことを目的とした事業で、ワイヤレスIoT技術を活用することにより、地域における諸課題について、様々な分野や業種、自治体、地域等を巻き込んだ解決、あるいは新たなサービスの実現に繋がるようなアイデアを公募したものです。本年度は10校が採択されました。

 

高専ワイヤレスIoTコンテスト2020
採択案件一覧

小蕎 一沙君、土井 康暉君がリーダを勤める白山わがふるさとチームは、250mWLoRaネットワーク構築とデジタルトランスフォーメーションによる白山自然保護、山岳管理の実現を提案しました。携帯電話に接続する小型LoRaモジュールを作成し、山小屋間通信、遭難対策通信に活用します。野生動物、高山植物の調査は現在人手で行われています。これをデジタル化、効率化します。野生動物、高山植物の情報収集に定点カメラ、登山者カメラを活用し、収集した画像に画像認識技術を適用、リアルタイムに情報を蓄積します。収集した情報を元に地図上に分布図を作成します。また、リアルタイム映像を配信し世界中の人に白山の良さを知ってもらい観光客増加を目指します。加えて白山を訪れる人からの写真、コメントなどを自由に登録できるようにし、地図情報とします。写真から植物、動物の名前、情報を提供するサービスを提供します。これにより正確で、豊富な情報を入手できるようになり、白山の野生動物、高山植物の生態系を効率的に調査、管理できるようにします。

本事業では環白山保護利用管理協会、白山観光協会、白山自然保護センター、白山ユネスコエコパーク、白山手取川ジオパーク推進協議会にご協力を頂いています。白山の自然保護という同じ意思を持った関係機関と協力して本事業に取り組んでいきます。

 

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