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薬物に関する講話 Illegal Drug Seminar

Illegal Drug Seminar

2021年10月21日(木)、薬物に関する講話が金沢キャンパスの4、5年生を対象に行われました。今年は新型コロナウィルス感染防止の観点から、各教室でリモート実施となりました。講師は金沢中警察署 生活安全係員の喜多完奈氏が担当し、DVDとパワーポイントを使用して危険ドラッグの脅威について話しました。

DVDでは17歳の高校生が危険ドラッグの被害に遭うまでの流れをドラマ仕立てで見せました。主人公の高校生は仲間からの危険ドラッグの誘いを最初は断っていましたが、嫌なことがあってイライラしていたことをきっかけに一緒に使用を始めます。次第に罪悪感も薄れていき、新しい危険ドラッグを購入した日に偶然後輩と再会し、自宅で一緒に使用したところ、後輩は全身が痙攣し命を落としてしまう。主人公も検挙され、人生を大きく狂わせてしまうという物語でした。

パワーポイントを使った講話ではまず、近年20代以下の若者の間で使用者が大幅に増加している大麻について解説しました。大麻は有害性が少ないと若者に勘違いされている傾向にあり、検挙者の7割以上が20代以下の若者たちです。しかし、危険ドラッグはいずれも中毒性はもちろん、身体と精神への悪影響があります。

  • 中毒、禁断症状で身体が動かなくなって学歴や仕事を失う
  • 薬物に関係のある交友者ばかりになって友達を失う
  • 薬物を入手する金銭を得るために犯罪を行って信用を失う
  • 幻覚や幻聴、妄想に襲われ、命を失う

危険ドラッグを使用することは自分はもちろん、家族と他人の人生を台無しにするのです。

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