国際高専:国際高等専門学校

徳山 美結さん(4年)が大学生とともに英語で発表。 イギリス・レスター大学での「イギリス英語研修」帰国報告会で

金沢工業大学と国際高等専門学校の学生を対象とした 「第7回イギリス英語研修」帰国報告会が2022年10月28日(金)17時05分より、金沢工業大学Challenge Labで行われ、プログラムに参加した金沢工業大学の学生12名と国際高専から参加した国際理工学科4年の徳山 美結さんが英語で発表しました。

英語で帰国報告を行う徳山 美結さん

 

「イギリス英語研修」は金沢工業大学の海外提携校の一つ、イギリスのレスター大学で行われた22日間のプログラムで、3年ぶりの対面での実施となりました。プログラムは「Leicester Discovery International Summer Programme 」と「English for Humanities International Summer Programme」の2種類があり、いずれも日常及びアカデミックな場で役立つ英語を学び、特にスピーキングとリスニングのスキルアップを目指します。また課外活動としてレスター市内やロンドン等へのフィールドトリップがあり、食べ物、スポーツ、歴史などの英国文化を授業以外でも学びます。宿舎や課外活動などでは同時期のサマープログラムに参加している他国からの学生との交流も期待できるのも魅力となっています。

「Leicester Discovery International Summer Programme 」は英国の生活や文化を広く学ぶもので、課外活動に重点が置かれ、IELTS 4.0以上が目安であるのに対し、徳山さんが選択した「English for Humanities 」は英国文学や歴史を深く学ぶアカデミックな内容で、IELTS 5.0以上の高い英語力が求められています。今回プログラムに参加した学生13名のうち「English for Humanities 」を選択したのは徳山さんを含め2名でした。

参加経費はプログラム参加費と往復の航空運賃を含め約65万円ですが、研修参加学生に対しては金沢工大学園同窓会こぶし会から学生国際交流支援金として13万円が支給されます。

【徳山さんの発表の概要】

徳山さんは「English for Humanities 」での授業の概要について発表を行いました。
徳山さんが選択した「English for Humanities」には8カ国から30名が参加。「Everday English」の授業では英国の文化やイギリス英語について学びました。また「Academic English」では、上手なAcademic posterの作成方法などを学び、 ポスターセッションではそれぞれの学生によるデザインやトピックがバラエティに飛んでいてとても面白かったそうです。
さらに「Seminar Session」の授業では、シェークスピアの有名なソネットを学ぶとともに、シェークスピアの生家を訪ねたり、『All's Well That Ends Well』(終わりよければ全てよし)を観劇。さらにリチャード三世の映画鑑賞や King Richard III Visitor Centreへの訪問を通じて、イギリスの歴史を深く学びました。難しい英語のフレーズも演劇を見たり歴史を学ぶことで理解できるようになったそうです。

今回プログラムに参加した徳山さんのコメントは以下のとおりです。

【徳山 美結さんのコメント】
新型コロナウイルスの影響でニュージーランドに留学することが叶わず、学生の間に留学したいと思っていました。また、自分の英語力もどれだけ通用するのかも確認したいと思っていたので、今回のレスター大学への語学研修に参加することに決めました。
少しレベルの高いコースに参加したので、ディスカッションが多く、うまく自分の意見が言えないときもあり、悔しい思いをすることもありました。
ただ、他の国からこのプログラムに参加した学生たちと交流する機会もあり、最後の方では楽しむ余裕も出てきました。
今回の研修でより英語力を向上させたい気持ちも出てきたので、国際高専でさらに頑張りたいと思います。

HOMENews徳山 美結さん(4年)が大学生とともに英語で発表。

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