2023年4月6日（木）、1、2年生を対象に防災教室が開催されました。1、2年生は白山麓キャンパスで2年間の全寮制生活をすることから、万一の災害時には安全で確実に避難することが重要です。
　新入生を迎えての新たな寮生活になるこの時期に火災発生時における適切で迅速な対応と防火意識向上を図ることを目的として実施しています。
　講師には、元消防官で施設部 安全衛生委員会室に所属する山口 博文氏をお迎えしました。山口氏から寮で火災が発生した場合の避難経路や避難場所の確認と注意点について説明があった後、学生寮1階のゴミ集積室からの火災を想定し、実際に避難訓練が行われました。自動火災報知機によりサイレンアラームを聞いた学生たちは、ユニットリーダーを中心に避難経路から避難場所である「ピロティ」へと移動し、避難を完了したユニットリーダーは駆けつけた教職員に人員報告しました。
　国際高専では、定期的にこのような訓練を実施し、安全・安心な寮生活の推進に努めています。