2023年9月22日（金）、白山麓キャンパスで1、2年生を対象に白山警察署の生活安全課から改田 高志氏を講師にお招きし、犯罪と防犯についての講話が実施されました。
　講話では、寮生活のある本校で起こり得る窃盗や無断での個室侵入といったことなどが犯罪となる事例を挙げ、注意を促すとともに、犯罪とは何か、そしてその罪の重さについて説明されました。そして、特に本校の寮のように部屋や机などが施錠できるにも関わらず自己管理がなされない中で起こる窃盗などは、学校などの施設管理者が責任を負う義務がないことから、自己管理が大切であることも強調されました。
　犯罪に対しては、警察が立ち入るケースがあり、犯罪者は自分の罪については履歴書に記載する義務を負うなどその後の人生にも大きな影響を与えてしまうことになることを学生たちに伝え、犯罪行為の代償について注意を促しました。
　最後に、現金や財布などの貴重品の放置などは、犯罪を誘発してしまう環境を作ることになることを指摘するとともに、被害者は必ず加害者から弁償されるとは限らず被害者が泣き寝入りとなるケースが起こり得ることも説明があり、被害者とならないように未然の対策の必要性を呼びかけ、講話を締めくくりました。