国際高専:国際高等専門学校

高専ロボコン 全国大会出場が決定しました! 11月27日(日)国技館

11月27日(日)国技館

2022年10月23日(日)、アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト(高専ロボコン)の東海北陸地区大会がAGF鈴鹿体育館で開催され、2019年以来3年ぶりの出場となる国際高専は2チームが出場しました。結果は、4年生3名のAチームが技術賞と全国大会への出場権、2年生3名と1年生5名のBチームが特別賞を獲得する大活躍を見せました。全国大会出場は2018年大会以来4年ぶりです。全国大会は11月27日(日)に国技館で開催されます。なお、東海北陸地区大会の11月13日(日)午後1時5分~59分 NHK 総合テレビ(東海北陸7県)で放送が予定されています。

【チームメンバー】
国際高専Aチーム - 畠中 義基さん、佐藤 俊太朗さん、井上 武虎さん(4年)
国際高専Bチーム - 橋谷 龍斗さん、大石 意丸さん、セルゲレン・サンサルさん(2年)
                                           白石 春翔さん、山本 明葵さん、佐野 獅悠さん、水澤 諒也さん、夏木 亮凪さん(1年)

今年のテーマは「ミラクル☆フライ ~空へ舞いあがれ!~」で、制限時間2分半の間にフィールドに設置されたテーブルに乗せた紙飛行機の数を競います。国際高専は金沢キャンパスのAチームと白山麓キャンパスのBチームがそれぞれロボットを製作しました。両チームともにロボコン初挑戦でしたが、全寮制で鍛えた団結力と、課題で身に着けた技術力を発揮し、見事ロボットを完成させました。

地区大会は予選2ラウンドを競い、上位5チームが決勝トーナメントに進出します。それぞれの結果は以下の通りです。

予選

  • 国際高専B vs 石川高専B 0-1
  • 国際高専A vs 富山本郷B 1-1(判定勝ち)
  • 国際高専B vs 岐阜高専A 0-0(判定敗け)
  • 国際高専A vs 福井高専A 3-0

準決勝

  • 国際高専A vs 鈴鹿高専A 3-10

また、大会後の授賞式では優勝したチームに加え、アイデア賞、技術賞、デザイン賞、さらに各企業による特別賞が贈られます。Aチームは技術賞を、Bチームは株式会社牧野フライス製作所より特別賞をそれぞれ受賞する活躍をみせ、Aチームはさらに全国大会に推薦される3チームに選ばれる快挙を成し遂げました。

国際高専Aチーム(左から井上 武虎さん、佐藤 俊太朗さん、畠中 義基さん)

Aチーム技術賞
三重県工業研究所 林一哉所長「非常に精度の高いばねを用いたシンプルな射出機構と小型の飛行機を連射できるローラー部分等、ハイレベルにまとめあげビギナーとは信じがたい美しいパフォーマンスで高得点を重ねました」

Bチーム特別賞
株式会社牧野フライス製作所 白石治幸取締役開発本部長「1年生がチームリーダー、この経験をばねに来年もぜひ挑戦してもらいたい」

Aチーム全国大会出場
鈴鹿高専 竹茂校長「ビギナーとは信じがたい技術力、その成長力、シンプルかつ可能性を感じるデザイン力、あなたたちが3人でどこまで行けるのかに期待を込めて」

【試合後インタビュー】
国際高専Bチームリーダー 白石 春翔さん(1年)

―― 惜しくもこう敗れるかたちになりました国際高専のBチームの皆さんです。この結果どうでしょうか?

白石 はい、まあ非常に悔しい結果ですけど僕ら1年生で最後うまく調整して良いフライができたのではないかと思います。

―― 1年生ということで、はじめての大会どうでしたか?

白石 とても緊張してまあこのロボコンっていうのが僕自身、夢の舞台で今日は夢の舞台に立ててとても嬉しいです。

―― その夢の舞台に立った経験、次にどう生かしていきますか?

白石 次まだまだチャンスがあるんでこれからしっかり勉強して先輩の背中も追いながら頑張っていきたいなと思います。

国際高専Aチームリーダー 畠中 義基さん(4年)敗退時

―― ベスト4でしたがどうですか?

畠中 はじめて挑戦した3人なんですけど、3人でここまで来れたので満足です。

―― これだけ会場の応援の中、力は出せましたか?

畠中 そうですね、もう練習でできたこととか、やりたかったことは全部できたので良かったです。

―― 応援というのは力になりましたか?

畠中 はい、もう遠い石川県からみんな来てくれたので本当に力になりましたし、しっかりとスポットも3か所乗せれたので本当に良かったです。

―― そしてチーム、プロジェクト名が“ビギナーズ”ということで初心者もいる中での、そしてピットクルーもいない中でこの結果はどう受け止めますか?

畠中 そうですね、もう3人とも高専ロボコンには全く出たことなくて最初はもうロボット動けば良いかなくらいに思ってたんですけどこうやって点まで取れて、で準決勝まで来れたので2人には本当に感謝しかないです。

―― 今大会のロボコンのわくわく感は感じましたか?

畠中 そうですね、もう本当運要素が強いというか昨日のテストランでもほっとしたんですけど今日決まってくれて安心しています。

畠中さん、全国出場決定に向けた意気込み

―― そして4チーム目、国際高専Aチーム“ビギナーズ”の皆さんです。呼ばれたときガッツポーズしていたように思いましたがお気持ちと意気込みお願いいたします。

畠中 はい、呼ばれた瞬間後ろの二人はすごい喜んでくれて僕としても嬉しかったのですけど、僕はどちらかというとほっとした気持ちの方が強くて、というのも二人をロボコンに誘った時に全国に連れて行ってやるから頼むから来てくれということでとにかくメンバーを集めるのに必死だったので全国決まって嬉しいです。全国大会では今回テストランでは決まったのですけど横向きの筒だったり奥の滑走路だったりにしっかりと乗せれるように調整したいと思います。ありがとうございました。

【当インタビューの出典について】
当インタビューはロボコン公式 YouTubeチャンネルの「【高専ロボコン】10/23()12時配信開始 東海北陸地区大会」より引用したものです。

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