高専ロボコンの全国大会に出場しました。
2018年11月25日(日)アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2018の全国大会が国技館で開催され、国際高専Bチーム「森の革命」が出場しました。高専ロボコンはものづくりや発想の面白さを学生に体感してもらうため、「発想力」と「独創力」をキーワードに毎年開催され、今年で31年目を迎えました。全国から高等専門学校57校62キャンパスが参加し、各キャンパス2チーム計124チームから、北海道・東北・関東甲信越・東海北陸・近畿・中国・九州沖縄の8地区で実施された地区大会で全国大会に出場する25チームが選抜されました。国際高専は10月14日(日)に開催された東海北陸地区大会に出場し、Bチーム「森の革命」が全国大会出場を決めていました。
2018年の競技テーマは「ボトルフリップ」で、1チームが2台のロボットを製作し、場所が変わる移動テーブルや、上段が2.4mの2段テーブルなどからなる8つのテーブルに、制限時間2分間でペットボトルを乗せて合計ポイントを競います。全国大会の試合は2チームが対決するトーナメント方式で行われました。
国際高専は第1回戦8試合目に登場し、和歌山高専と対戦しました。2分間の熱戦の結果、13対14という僅差で惜しくも国際高専は1回戦敗退となりました。しかしながら、カラフルなペットボトルを6本同時射出する豪快さや、8名という少数精鋭で2台のロボットを作り上げた功績が評価され、安川電機の「特別賞」を受賞しました。東海北陸地区で特別賞を受賞したのは国際高専のみです。学生は地区大会を勝ち上がって全国大会に出場できたこと、「特別賞」を受賞できたことに笑顔で胸を張っていました。リーダーの機械工学科4年山岸佑さんは「来年も全国大会出場を目指して頑張る!」と意気込みを語っていました。
優勝は東北地区の一関高専「一角」で、安定した動作と得点力を見せました。その他の結果は以下の通りです。
- 優勝 一関高専
- 準優勝 函館高専
- アイデア賞 広島商船高専
- 技術賞 佐世保高専
- デザイン賞 和歌山高専
- アイデア倒れ賞 都城高専
特別賞
- 本田技研工業 広島商船高専
- マブチモーター 香川高専(詫間キャンパス)
- 安川電機 国際高専
- 東京エレクトロン 福島高専
- 田中貴金属グループ 呉高専
- ローム 神戸市立高専