国際高専:国際高等専門学校

ICT OPEN CAMPUS 学校見学会を開催。中学生が国際高専の学びを体験しました

プログラミングや英語での理数工科目授業を体験した学校見学会

プログラミングや英語での理数工科目授業を体験した学校見学会

国際高専の学びを体験する学校見学会を、8月18日(土)・19日(日)の2日間にわたって白山麓キャンパスで開催し、両日で中学生とその家族の方などが参加しました。

メーカースタジオの大階段で行われた開校式ではルイス・バークスデール校長が歓迎のあいさつをし、白山麓の自然や地域を教室に見立てて学ぶことや、留学生や外国人教員を多く受け入れ、生活を共にして多様性を身につけることなど、他の学校にはない国際高専の教育の特色を紹介しました。続いて松下臣仁国際理工学科長が、今年入学した国際理工学科1年生が実際に白山麓キャンパスでどんな学生生活を送っているかを、1日のスケジュールを追いながら紹介し、その後、2019年度の入学試験と奨学金制度についての説明もありました。

国際高専の学生が普段食事をとっている Golden Eagle Cafeteria でランチを体験した後は、2つの体験授業が行われました。1つ目の「エンジニアリングデザイン体験」では、「野生のイノシシが白山麓キャンパスの学生寮に出現したらどうするか」をテーマに、デザインシンキングの手法を用いて解決策を探り、プログラミングにも挑戦しました。次に、英語で理数工科目を学ぶ「English STEM」の授業では、円周率「π(パイ)」をテーマとし、円周と直径の長さから計算する方法を習い、実際に円形のアクリル板を用いて計測し、πを出す演習に取り組みました。

体験終了後は3つのグループに分かれてキャンパスツアーに出かけ、アイデアをカタチにするための機材がそろうメーカースタジオや、夜のラーニングセッションや読書、学生同士、教員との交流など多目的に利用できるリビングコモンズ、ライブラリー&ワークコモンズ、トレーニング室や冷暖房を完備した体育館などを見学していただきました。数学、英語、エンジニアリングデザインなどの科目担当教員による説明もあり、外国人教員と楽しそうに英語で言葉を交わす中学生の姿も見られました。

学生寮では、個室やユニットごとのリビング、共有のミニキッチン、ランドリーなどを見て回り、参加者からは「十分な広さがあり、皆で楽しく過ごせそう」「プライバシーが確保できる個室はうれしい」との声が聞かれました。

見学会には石川県内だけでなく、県外からも多数のご参加をいただきました。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
次回の学校見学会は10月7日(日)に開催します。

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