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校内ロボコン大会2019が開催されました。 ICT Robocon Tournament 2019

 

2019年3月28日(木)~29日(金)毎年恒例の校内ロボコン大会2019が金沢キャンパスで開催され、春休みにも関わらず10名の学生が参加しました。学生は3つのチームに分けられ、用意された課題をクリアするロボットを2日間で製作しました。今年のテーマは「ホール・イン・ワン」で、2つのパターゴルフのようなコースが用意されました。学生の目標は、この2つのコースでホール・イン・ワンを決めるロボットを作ることです。

用意された2つのコース

大会は28日の8:40に開会し、最初に大会主催の林道大先生と兒玉浩一先生のレクチャーが行われました。その後10:00から各チームが活動を始めました。会場となる多目的実験室には様々な資材や道具が集められ、学生は自由に使用することができました。各チームはまず、どのような機構を使ってゴルフボールを転がすのかを相談し、先生のレクチャーの中にあった「ロボットの作り直しには時間がかかる。最初にある程度計算をしておけば微調整だけで済む」という言葉を元に、コースの測定を行いました。

コースを測定する学生

ロボット製作、試し打ち、微調整を繰り返して、29日14:30に3チームのロボットが完成しました。各チームはそれぞれ5回ずつ試技を行い、その後に行うプレゼンテーションの評価の合計得点を競いました。今年の大会は僅差のデッドヒートが繰り広げられ、観戦者から声や拍手が出る大盛り上がりを見せました。最後には、コースでもっとも得点を入れたチーム「6V」が接戦を制しました。チームには機械工学科 学科長の伊藤恒平先生より賞状が贈られました。閉会式の挨拶で、ルイス・バークスデール校長は「3チームとも三者三様の方法(位置エネルギー、ゴムの弾性、モーターの回転)を使っていて、見ていて楽しかった。」とコメントし、伊藤恒平先生は「新しい発想のロボットを作ってくれた、今年のロボコンはこのメンバーで頑張って欲しい。」と話しました。

HOMENews校内ロボコン大会2019が開催されました。

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