「学生による海外誘客チャレンジ事業」の2つのプロジェクトがスタートしました。

2019年6月16日(日)「2019年度 学生による海外誘客チャレンジ事業のキックオフミーティングが金沢市のしいのぎ迎賓館で開催されました。コーディネーターの紹介やグループワークに加えて、金沢星稜大学経済学部の岸本秀一教授による事前講義「プロジェクトのマネジメント」が開講されました。

公益社団法人大学コンソーシアム石川は「2019年度地域課題研究ゼミナール支援事業」と「2019年度 学生による海外誘客チャレンジ事業」の採択結果を発表し、金沢工業大学・国際高等専門学校からは4件が採択されました。「2019年度 学生による海外誘客チャレンジ事業」で採択された下記の2件には国際高専の学生も参加しています。

Bus Stopプロジェクト外国人誘致グループ
(国際高等専門学校の学生7名 金沢工業大学の学生5名)

  「外国人旅行者が自ら作るWEB版観光マップ自動作成フレームワーク開発プロジェクト」
現在既に WEB 版観光案内は複数存在しますが、その作成、維持にはコストが掛かっており、季節に合った案内などきめ細かな案内の提供を行えていません。そこで、外国人観光客が自ら気に入った場所の写真にコメントを付けて登録でき、それをAI により分類、WEB 版観光マップを作成できるフレームワークを作成します。各国の外国人が自らの目線で良いと思った場所の写真にコメントを付けて登録したものが時差なくAIで分類され観光マップに表示されるため低価格で有効な情報を発信できます。石川県内の店舗と契約を行い、写真、コメント投稿にポイントを付加し、そのポイントを石川県内で利用できる仕組みも構築します。これにより県内店舗の宣伝と外国人旅行者が写真、コメントを投稿するメリットの相乗効果を引き出します。

Smart City Project (金沢工業大学の学生21名 国際高等専門学校の学生7)
「シェアサイクルによる観光案内プロジェクト」 

プロジェクトでは平成30年度、金沢まちのり事務局の協力の下、観光客の自転車による観光ルートの調査を行い、利用者のほぼ95%が日本人で、外国人の割合が低いことが分かっています。本活動では、外国人観光客に自転車で金沢市内観光地をめぐる楽しさを知っていただく目的で、レンタサイクルで金沢の観光地を巡るスタンプラリーを行います。

自転車にはGPSを用いて観光案内を自動で行う機器を搭載し、英語による観光案内を行います。これにより外国人に金沢の良さを知っていただくとともに、自転車で観光地を巡る新たな観光スタイルを外国人観光客に提供し、リピータの増加に貢献します。

6月16日(日)に行われたキックオフミーティングの様子

HOMEトピックス「学生による海外誘客チャレンジ事業」の2つのプロジェクトがスタートしました。

PAGETOP