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防災安全講習会 First-year students learned about disasters and safety

First-year students learned about disasters and safety

2020年2月12日(水)、1年の学生が能美市消防本部で防災安全講習会を受けました。この講習会は災害に対する知識と意識を高め、防災に関心を持たせるために毎年行われています。講習会は2部に分かれており、前半では能美市防災センターにある様々な災害体験施設を使って災害を体感、後半では消防本部内で消防隊の装備を見学させてもらいました。

能美市防災センター

地震体験コーナーでは阪神淡路大震災や東日本大震災を再現した揺れを体験することができます。学生は4人ずつ台に乗り直下型地震や活断層型地震などの揺れの違いを体感しました。防災センターの職員は、地震時は頭を守ることが大切で姿勢を低くすること、頑丈な机などの下に身を隠すことを呼び掛けていました。

煙避難体験室では、身体に害のない煙が充満した部屋から避難します。火災時の煙はすすが含まれており、肺胞を詰まらせて酸欠状態に陥る危険性があります。そのため、鼻と口を布で隠して、身を低くして避難することが大切です。また、職員から視界が悪い場合、非常口の場所を思い出して壁に手をつきながら進む方法の指導がありました。

消化体験室では、学生たちが順番に消火器を使用してスクリーンに映った火災を消化しました。職員からは消火器が17秒ほどしか射出できないので、確実に火元に当てる必要があると指摘がありました。

強風体験室では、秒速30mまでの強風を体験することができます。体験室内は立っていられることができますが、台風時は風の向きや強弱が次々と変わるので注意が必要だと指導がありました。

最後に訪れた防災センターの3Dシアターでは火災、地震、土砂災害などの災害を疑似体験することができます。災害の恐ろしさを知ることで、防災の意識を高める効果があります。映像には消し忘れたキッチンのコンロから家が燃えるところや、阪神淡路大震災、東日本大震災、広島土砂災害などの大きな災害が映っていました。

能美市消防本部

続いて訪れた能美市消防本部では、偶然にも居合わせたドクターヘリの隊員から話を聞くことができました。ドクターヘリは重篤な患者が出た際、医師を素早く患者の元に届ける役目を担っています。これにより患者が助かる確率が大きく上がります。学生たちのドクターヘリの役割や機能についての質問にも答えていただきました。

続いて消防本部内では4台の消防車を見せていただきました。消防車は全てオーダーメイドのため1台として同じものは存在しません。消防隊員の方々がポンプ車、支援者などの役割と装備について丁寧に解説してくれました。最後に消防隊の防具や車のドアをこじ開けるスプレッダーなどの装備を触らせてくれました。学生たちは1200度に耐えることができるジャケットや、酸素ボンベなどを装着させてもらっていました。案内してくれた隊員の方が「これらの装備はあなたたちの家族が税金という形で買ってくれている。だからいつでも遊びに来て、汚れていたら叱って欲しい」と語って笑いを誘っていました。学生たちが万が一災害に遭遇した際、本日の経験が活かせることを祈っています。

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