国際高専:国際高等専門学校

加賀市の中谷宇吉郎 雪の科学館で小学生を対象としたゲーム制作や人型ロボットの制御体験講座を実施

国際高等専門学校・金沢工業大学の学生・教員で運営するカルチャー&サイエンス・コミュニケーションプロジェクトでは、2月27日(土)に石川県加賀市にある中谷宇吉郎 雪の科学館で、児童を対象としたプログラミング講座を開催しました。新型コロナウィルス感染症対策のため、参加児童数を従来の半分から3分の1に縮小するなど細心の注意を払って講座が運営されました。

1・2年生を対象とした講座では本プロジェクトが開発したシールとスキャナーを使ったプログラミング教材を使用し、プログラミング的思考を体験しました。国際高専OBで金沢工業大学3年の廣瀬裕也さんが遠隔授業システムZOOMを利用して講師を務め、国際高専の南出章幸教授が現地でサポート役を務めました。4組の親子が参加しました。

この教材は当プロジェクトが開発したもので、小学生の誰もが事前にコンピュータの専門的な知識を学ぶことなく、基本的な人間の感覚に基づいて、コース上に示された課題を解決するもので、スタートからゴールを目指して、「まえにすすむ」「みぎに向く」等の「プログラミングシール」を貼り合わせ、ロボットを動かします。

小学校34年生を対象とした講座では、国際高専OBの丸岡拓さん(20163月卒業)が講師を務め、児童はプログラミング言語スクラッチを用いてゲーム作りを体験しました。国際高専の竹俣一也教授がサポート役を務めました。5名の児童が参加しました。

小学校5・6年生を対象とした講座ではソフトバンク株式会社の協力のもと、ソフトバンクロボティクス株式会社の人型ロボット「Pepper」を活用し、制御プログラミングを体験しました。講師は国際高専OBで金沢工業大学3年の廣原隆司さんがZOOMを使った遠隔授業を行い、国際高専の藤島悟志教授が現地でサポート役を務めました。4名の児童が参加しました。

※Pepperは、ソフトバンクロボティクス株式会社の商標および登録商標です

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