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薬物に関する講話が金沢キャンパスで行われました。 Illegal Drug Seminar at Kanazawa Campus

Illegal Drug Seminar at Kanazawa Campus

2022年6月10日(金)、4、5年生対象の「薬物に関する講話」が金沢キャンパスの合同講義室で行われました。担当してくれたのは金沢中警察署 生活安全主任の浅野貴弘さんです。浅野さんは冒頭に「薬物乱用について知っているからと言って抑止になるとは限らない。軽く考えていないか今一度考えてみて欲しい」と講話を切り出しました。

講話ではまず覚せい剤、大麻、MDMA、マジックマッシュルーム、コカインなど、違法な薬物の種類、通称、効果、症状などを紹介し、さらに芳香剤やお香として販売されている危険ドラッグと呼ばれるものについても解説しました。特に近年は若者の大麻乱用者が増えていると浅野さんは言います。大麻に手を出すきっかけは友達、交際相手、先輩などから誘われた場合が多く、目的がはっきりしないイベント等に参加しない、誘われてもきっぱり断る、お試しや無料サンプルは絶対に使わない、合法や脱法と掲げたものも絶対に使わないなど、誘惑に負けない・絶対に使わないという強い意志が大事だと強調しました。

違法な薬物は「依存性」と「耐性」という2つの危険な特性があります。「依存性」によって心と体が変化し、「耐性」がつくことで体が薬物に慣れてしまい、より強力なものを求めるループから抜け出せなくなってしまいます。

薬物を乱用すると様々なものを失います。

  • 中毒・禁断症状で身体が動かず、学歴や仕事を失う
  • 薬物に関係のある交友者ばかりになり、友達を失う
  • 薬物を入手する金銭を得るために犯罪を行い、信用を失う
  • 幻覚や幻聴、妄想に襲われ、命を失う

薬物に手を出すと大切にしている周りの人間のみならず、自分の命さえ失うことになるのです。

HOMENews薬物に関する講話が金沢キャンパスで行われました。

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