第70代 元横綱 日馬富士 公平氏と河端 照孝氏が来校されました。

6月30日(木)、朝から鮮やかな夏空が広がった白山麓キャンパスに、第70代横綱で現在は新モンゴル日馬富士学園理事長を務められている日馬富士 公平氏と、(一社)日本甲冑武具研究保存会相談役・本願寺ジャポニスムアカデミー学長及び金沢工業大学 客員教授 河端 照孝氏が本校の授業および施設見学のため来校されました。2年生の授業、代数・幾何学Aを見学した際、日馬富士氏は、自身の出身国であるモンゴルからの留学生(2年生セルゲレン・サンサルさん)と対面しました。緊張した面持ちで歩み寄ってきたサンサルさんを日馬富士氏は優しく迎え、学校生活の様子などの会話が交わされました。施設見学では、メーカースタジオに備わったレーザーカッターをはじめとする加工機、学生たちが制作した作品や、学生寮の設備、キャンパス内に温泉があることに興味を示されていました。カフェテリアへ向かう途中、通路に置かれているピアノを見つけた日馬富士氏は、いきなりベートーヴェンの交響曲第9番「喜びの歌」を演奏し始めました。周囲が驚きあっけにとられている間に、続けて2曲目に「ゴット・ファーザー 愛のテーマ」をあっという間に弾き終えられ、周囲の人たちはその素敵な演奏に思わず拍手する場面がありました。
昼食をカフェテリアで終えたあと、1・2年生と対面した日馬富士氏は、「君たちがいるこのキャンパスの環境はすばらしいです。このキャンパスで過ごすことができるのはご両親や周りの方々のおかげなので、感謝をしてください。」と呼びかけ、「夢は持っていますか。人生とは努力、忍ぶ、待つことです。夢を叶えるためには、耐え忍んで機会を待ってください。」と学生たちに優しく語りかけ、金沢工業大学訪問のため、白山麓キャンパスを後にしました。
The 70th former Yokozuna, Mr. Kohei Harumafuji and Mr. Terutaka Kawabata visited ICT.
