国際高専:国際高等専門学校

4年畠中さんが私立高専を代表し英語で研究発表。 高専制度創設60周年記念イベントで

 高等専門学校は昭和37年に本校を含む最初の19校が開校され、令和4年度に制度創設60周年の節目を迎えました。現在高専は、私立3校、公立3校、国立51校の計57校があり、創造性に富む実践型の技術者を育成しています。

 2022年41116日(水)、東京都千代田区の一橋講堂(学術総合センター2F)にて記念式典と記念シンポジウムが開催されました。アジアを中心に海外からも多くの出席があり、高専教育が「KOSEN」として海外にも広がっている状況が窺えました。

 特筆すべきは、記念シンポジウムの学生研究成果発表において、私立高専を代表し、本校国際理工学科4年生の畠中 義基さんが、「Developing Technologies to Reduce Labor in Small-Scale Agriculture」をテーマに、流暢な英語で発表を行ったことです。畠中さんは2年生の時に、AIを活用した獣害対策システムの開発に挑戦し、一般社団法人電気学会 「U-21学生研究発表会」で最優秀賞を受賞。4年生の時には、「小規模農家向け小型自動運転耕運機の試作と検討」でリバネス高専研究費に採択され30万円研究費を獲得。そして先月、同級生2人を誘い、3人で高専ロボットコンテストの東海北陸地区大会に国際高専Aで出場、見事全国大会への切符を勝ち取りました。今回は全国大会までの合間を縫っての研究発表でした。

 公立中学校を卒業し、ロボットを作る夢を追いかけ本校に入学。ロボット開発と英語スキルを高めてきました。これからも彼の活躍に目が離せません。

HOMENews4年畠中さんが私立高専を代表し英語で研究発表。

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