白山麓キャンパスで「食事と薬についての健康講話」を実施

白山麓キャンパスで「食事と薬についての健康講話」を実施

2024年424日(水)、白山麓キャンパスで12年生を対象に、かわちコメヤ薬局の前野 洋徳氏を講師にお招きし、「食事と薬についての健康講話」が実施されました。

薬は病院や薬局、ドラッグストアなどで購入することができ、病気の治療や予防、健康の手助け、痛みを和らげるなどに役立つ一方で、副作用があったり、用法・用量を間違えると毒になったり、乱用(オーバードース)を引き起こすこともあります。前野氏は市販の湿布薬や頭痛薬、薬局で処方される薬の効果や副作用、症状などを写真と共に説明し、オーバードーズを引き起こす要因や主な症状・事件などについて解説されました。
次に、学生同士で薬を交換し合うことで、どういったトラブルが起こりうるか説明がありました。医師・薬剤師から処方された薬を適切な方法で服用し、万が一副作用が発生した場合は「副作用救済制度」という制度がありますが、処方されていない人が別の人に処方された薬を服用し、副作用が発生した場合は、「副作用救済制度」の対象にはなりません。体格、性別、既往歴などによって、薬の効果は人によって違います。病院から処方される薬は自分専用なので譲渡をしないように、また薬の譲渡は犯罪であるということが説明されました。
後半は、「食事と栄養」について講話が行われました。食事が不規則になると、太りやすくなったり、身長が伸びない・筋肉がつかなくなったり腸内環境の乱れ、下痢や便秘、免疫力が低下したりします。白山麓キャンパスでは、毎日3食の食事を摂ることができ、必要なカロリーを満たし、PFCバランスの良い食事を摂ることができます。時には加工食品を摂りたくなることもありますが、栄養表示を確認し、ビタミンやミネラルを補うためにサラダチキンや野菜炒めなどを食べるなど、自分で組み合わせてみることでバランスが良くなるということや、エナジードリンクに含まれる砂糖の量を確認し、砂糖を摂りすぎることで精神的な気分の低下、体重増加、依存症になってしまうことが解説されました。

最後に、学生から「市販の薬は副作用救済制度の対象になりますか?」と質問があり、前野氏は「用法・用量を守った場合は対象になりますが、逸脱した飲み方をした場合は対象にならないため、説明書通りに服用してください」と回答され、講話が終了しました。

Lecture on Diet and Medicine Held at Hakusanroku Campus

Lecture on Diet and Medicine Held at Hakusanroku Campus

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