白山麓キャンパスでサイバー安全講習会を実施

2024年5月29日(水)、白山麓キャンパスで1、2年生を対象に石川県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課サイバー犯罪対策係 庄司 弘幸氏をお招きし、「サイバー安全講習会」が実施されました。

令和5年度、石川県内のサイバー犯罪に関する相談件数は3019件と、過去10年で「約2倍」に増加しています。相談件数の多いサイバー犯罪は「詐欺悪質商法被害」「クレジットカードの不正利用」「迷惑メール」の3種であることや、主な手口として、フィッシングメール、偽通販サイト、サポート詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺、メールなどを使った詐欺・脅迫があげられ、それぞれの手口と対策について解説されました。また、現在のコミュニケーションツールであるSNSの危険性について、気軽にSNSに投稿することで、誘拐、ストーカー、犯罪勧誘、ネットいじめ、リベンジポルノなどの被害に遭うケースがある他、名誉毀損、侮辱、著作権被害、業務妨害、違法アップロードなどから違法行為につながるケースがあることを警告しました。

最後に、社会問題になっている「闇バイト・裏バイト」について、「短時間で高収入を得たい」、「お金が欲しい」という欲望からSNSでやり取りをしてしまうと、そこから抜け出すことが出来なくなり、家族が脅され、犯罪組織から逃れられずに強盗や特殊詐欺に加担してしまうことになります。庄司氏は「絶対に闇バイト・裏バイトに手を出さないでください」と学生たちに注意喚起し、講話が終了しました。

Cyber Safety Seminar at Hakusanroku Campus

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