薬物に関する講話が金沢キャンパスで行われました。

薬物に関する講話が金沢キャンパスで行われました。

2024年6月28日(金)、金沢キャンパスに通う4・5年生を対象に「薬物に関する講話」が合同講義室で行われました。話をしてくれたのは金沢中警察署 生活安全主任の浅野貴弘さんです。

講話ではまず法で規制されている主な薬物(覚せい剤、大麻、MDMA、コカインなど)の種類、効果、症状を紹介し、お香や芳香剤として販売されていることがある危険ドラッグと呼ばれるものについて解説しました。特に少年の検挙数が増えているのが大麻で、「大麻は依存性がない」と勘違いしている若者が多いことが原因です。20代にアンケートを取ったところ、「覚せい剤を危険だと思う」が80%以上だったのに対し、「大麻を危険だと思う」は13~14%に留まりました。そのため、大麻は手を出しやすい「ゲートウェイドラッグ」と呼ばれています。友達、先輩、恋人に誘われて手を出す場合が多く、現在は売人からではなく気軽にインターネット上で匿名で購入できることも要因です。

違法な薬物は「依存性」と「耐性」という2つの危険な特性があります。「依存性」によって心と体が変化し、「耐性」がつくことで体が薬物に慣れてしまい、より強力なものを求めるループから抜け出せなくなってしまいます。最後に見せたDVDでは先輩に勧められた大麻からこのループにはまってしまい、未来ある若者が転落する様子を見ました。

薬物を乱用すると様々なものを失います。

  • 中毒・禁断症状で身体が動かず、学歴や仕事を失う
  • 薬物に関係のある交友者ばかりになり、友達を失う
  • 薬物を入手する金銭を得るために犯罪を行い、信用を失う
  • 幻覚や幻聴、妄想に襲われ、命を失う

誘われてもきっぱり断る、お試しや無料サンプルは絶対に使わない、合法や脱法と掲げたものも絶対に使わないなど、誘惑に負けない・絶対に使わないという強い意志が大切です。

Illegal Drug Seminar at Kanazawa Campus

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