OB末栄康則さんが財務大臣納税表彰を受賞しました。

鹿田校長先生と会談する末栄康則さん(右)

経歴

  • 末栄康則さんは昭和44年、国際高専の前身である金沢工業高等専門学校の第3期生として卒業
  • 卒業後は電電公社東京本社に入社し、NTT~NTT西日本に在職
  • 日本初のコードレス半田鏝を開発
  • 第1種電気通信主任技術者認定資格、第三種電気主任技術主任者など10以上の国家資格取得
  • 平成28年11月に金沢税務署署長表彰受賞、令和元年11月に金沢国税局長表彰受賞
  • 石川県ウォーキング協会 組織委員長2年間在職
  • 金沢市まちづくり市民研究機構 研究員6年間
  • 石川県ジョブカフェ石川コーディネーター3年間在職
  • 全国青色申告総連合会・北陸青色申告連合会副会長、石川県青色申告連合会会長、金沢青色申告会会長、金沢税務協議会会長
  • 令和6年6月に全役職を退任し、現在は相談役
  • その他にも株式会社カエル博士(ベンチャー企業)創業で日本初の光るLEDバッジ特許取得、石川ブランド・金沢ブランド優秀新製品 知事・市長表彰、日本初の手取川七ヶ用水TMTCシステム構築、石川県発明くふう展にて金沢商工会議所 会頭賞、北陸経済連合会STCサロンにて優秀販売新製品 会長賞、中部経済連合会MSS連絡会にて優秀販売新製品表彰など多数

※経歴の一部に絞って表記しています。

末栄さんは令和6年10月23日、「多年にわたり申告納税制度の普及発展に努め納税思想の向上に顕著な功績を挙げた」として財務省公邸にて加藤勝信財務大臣より表彰状が授与されたあと、皇居内部へ移動しての記念撮影が行われました。5日後の10月28日(月)に国際高専の金沢キャンパスにて鹿田正昭校長先生と会談しました。

昭和39年に電気工学科に入学した末栄さんは当時の先生に勧められて多重無線設備士資格を取得したことが人生のターニングポイントだと話し、社会で成功する秘訣として「とにかく資格をとって人生を切り拓け」と述べました。その後も第1種電気通信主任技術者認定資格、第三種電気主任技術主任者を含め10以上の国家資格を取得しました。

「生きていくためには学歴や技能・知識(資格)が必要であり、夢を持つこと(目標)が仕事を継続するためのパワーになる。目標を持たなければ考えない・言わない・やらない・無関心ない、いわゆる『待ち型人間』となってしまい社会で生き抜く力が失われます。仕事の達成感・充実感・感動・感謝・プロ意識を得るためには親、先生、上司のアドバイスを享受し、問題意識を持って創造し、周りの友人や同僚に耳を傾ける自律型人間になるべきです。」と末栄さんは話します。

「穴(目標)の無いゴルフ(ビジネス)はしない。目標を紙に書く」

末栄さんはこの言葉を胸に10以上の国家資格を取得。自ら創業したベンチャー企業「カエル博士」で日本初のLEDバッジの特許を取得し販売したり、NTT在職時に米国コロラド州アスペンへ出張し、アスペン国際音楽祭の模様を現地から金沢の石川県産業展示館へ映像配信するなど、様々な事業に取り組んできました。今回の財務大臣表彰も確定申告や税への改善提案が評価された結果です。

現役を退いた現在も精力的にご活動している末栄康則さん(右)

「夢で始めて、情熱で継続し、責任感で成就」
 末栄さんの人生目標

Power Pointで自作したスライドを手に今後の目標としChatGPTや生成AIについて熱く語る末栄さんは前線を退いた75歳とは思えない軽快さがありました。金沢松下幸之助研究会の会員にもなっている末栄さん、その思いについて「働く」=「はた(他人)をらく(楽)にさせる」、つまり幸せ気分でいたいなら、他人が喜ぶことをするのが1番の近道と話し、「はたらく」ことの大事さを説きました。若者のみならず労働人口全員に聞かせたい素晴らしい話でした。

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