虎ノ門キャンパスにて「国際高専Girls Meet STEM」開催

虎ノ門キャンパスにて「国際高専Girls Meet STEM」開催

2024年12月8日(日)午前10時から、「国際高専 Girls Meet STEM」が金沢工業大学虎ノ門キャンパスにて開催されました。
「Girls Meet STEM」の活動は、公益財団法人山田 進太郎D&I財団によるSTEM(Science・Technology・Engineering・Mathematics)領域で活躍する女性比率を向上させる活動の一環で女子中高生が参加する活動となっています。また、今回は本校での教育の特徴を活かし、英語でSTEMを学べる内容の体験を午前の部と午後の部の2部制で行いました。
参加者募集については、11月に協定を締結した海外子女教育振興財団(JOES)を通じ、外国語保持教室で学ぶ帰国子女にも広く告知を依頼し、サイエンスとプログラミングの2つのワークショップに女子中学生延べ23名が参加しました。

当日は松下 臣仁学科長が両ワークショップ参加者と引率の保護者に対して国際高専の学校紹介とワークショップ参加の目的について動画を交えて伝えた後、参加者はそれぞれのワークショップが開催される部屋に移動しました。ワークショップの講師は、全寮制の白山麓キャンパスで学生達の日々の学習サポートを担っている4人のラーニングメンターが務めました。

最初はやや緊張していた参加者も身体を使ったアイスブレイクで緊張も解け、プログラミングワークショップでは、AIの基礎を学び、一人1台のノートパソコンを使いながらシンプルな静画をアニメーションに変換する体験を行いました。また、サイエンスワークショップでは、2つの実験を行いました。1つ目は、マニュキュアを使ったクリスマス用の紙製オーナメント作りで、お湯の中に沈めた紙に対して様々な色のマニュキュアを垂らし紙に色付けしました。2つ目は、植物からDNAを抽出し、すりつぶした植物の葉を食器用洗剤入りの食塩水の中に入れ、ろ過した液に冷やしたエタノールを入れるといった実験です。ろ液とエタノールが見事に分離され、DNAが表面に浮かび上がって抽出される様子に参加者は驚きの声をあげていました。

今回は本校としては初めて「Girls Meet STEM」という理工系分野を目指す女子中学生を増やす取り組みを通じ、本校の特徴である英語でSTEM領域を学ぶ楽しさを伝えることとなりました。国際高専の存在や授業の雰囲気を中学生に知ってもらえる貴重な機会となりました。

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