2025年度避難訓練

国際高等専門学校では特別活動の一環として金沢・白山麓の両キャンパスで毎年防災訓練を行っています。今年度は5月9日(金)に金沢キャンパスで火災による避難訓練、9月26日(金)には白山麓キャンパスで火災による避難訓練、金沢キャンパスで金沢工業大学と合同の地震による避難訓練が実施されました。
金沢キャンパス(31号館)の火災による避難訓練では、学生・教職員の火災発生時における適切で迅速な対応(避難)と防火意識向上を図ることを目的に、高専4・5年生と教職員が訓練を実施しました。また、同館2・3階に研究室を構える金沢工業大学の8研究室が訓練に参加しました。訓練は4限開始の午後3時15分に開始され、火災発生場所から最も遠い階段を使用して指定避難場所であるプラザへ避難しました。訓練指示の放送は日本語に続き英語でも行われ、高専の学生は教員の指示に従い避難し、大学の研究室では指導教員または大学院生が代表者となり避難誘導を行いました。避難後は各グループが訓練本部へ避難者数を報告しました。

白山麓キャンパスでは、通常の授業中を想定し、1・2年生はそれぞれ教室から、非常用放送を聞いて出火元を確認したあと、安全に素早く屋外へ脱出しました。その後、1次避難場所である寮棟と校舎棟の間にある3on3バスケットボールコートへ集合し、避難者の報告を行いました。今回の出火元は1階エレベーターホール前ゴミ庫としており、1年生は1階教室から外へ脱出し、その後1次避難場所へ向かいました。2年生は2階教室から1階正面玄関から外へ避難しました。 災害時に最優先することは各自の身の安全ですが、消化活動や救助活動が安全に確実に行われる為には、要救助者の特定が重要です。建物に取り残されていない人を救助に向かうことは、無駄な危険が冒されるとともに、本当の救助者を救えないことになる為です。そのためにも、全員が1次避難場所を認識し、避難後に素早く避難者の確認が行えるように訓練することが重要です。続けて、避難訓練の後、教職員による災害用非常機器類の確認が行われました。非常時にどこにどのような物があるか分からなければ、意味がありません。普段何気なく目にしている設備や機器を改めて確認することで、非常時に迅速に活用できるようにするための取り組みが行われました。

金沢工業大学との合同での地震による避難訓練では、金沢キャンパスの教職員が地震発生を想定した放送の後、身を守る行動をとり、指示に従い31号館の広場へと避難しました。また、避難者確認の一環として、安否確認メールの試験送信も行いました。

2025 Disaster Drills

As part of our special activities, ICT conducts annual disaster drills at both the Kanazawa and Hakusanroku campuses. This year, a fire evacuation drill was held at the Kanazawa Campus on Friday, May 9th, and another fire evacuation drill was conducted at the Hakusanroku Campus on Friday, September 26th. A joint earthquake evacuation drill with KIT was carried out at the Kanazawa Campus on Friday, September 26th, as well.

Disaster drill at Kanazawa campus on Friday, May 9th

Disaster drill at Hakusanroku Campus on Friday, September 26th

Earthquake evacuation drill with KIT on Friday, September 26th

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