国際高専:国際高等専門学校

国際高専5年の井上武虎さんがコーオププログラム参加のためタイに到着。 Fifth year student starts co-op program in Thailand.

2023825日(金)、国際高専5年の井上武虎さんがスラナリー工科大学があるタイに到着しました。

国際高専では、昨年度より国際コーオププロジェクトを開始し、2022年は本校卒業生で現在金沢工大3年生の勝又舜介君が、タイ王国にあるスタートアップ企業支援機関(Knowledge Xchange)にて2022年9月から2023年1月初旬までの約4カ月間の国際コーオププロジェクトを実施しました。井上さんも本校の姉妹校であり、タイのコーオプ教育で最も有名なスラナリー工科大学にて3日間のオリエンテーションを受け、TOG (Thai Optical Group)社にて国際コーオププロジェクトを実施します。TOG社は、タイ王国の上場企業で、主にレンズ及び関連製品の製造販売を手掛けている企業であり、井上君は今後、同社にて主にシステム開発を始めとした、製品の品質チェックに関わる業務に携わる予定です。

コーオプとは、通常の1学期分の期間、選択した分野においてフルタイムで働くことで単位として認定される教育モデルです。フルタイムかつ有給で実施され、従来のインターンシップより厳格なものです。学生扱いされるのではなく、これまで学んだことを応用して企業の成功に貢献します。学生側はプロのエンジニアが働く環境を肌で感じることができ、企業側は向上心ある若者を受け入れることによって社内環境の改善が見込まれるとして近年注目されています。また、他国の文化や習慣にも触れながら様々な国の人々と就業する体験は、今後のグローバル社会で活躍する上での貴重な経験となることが期待されます。国際高専および併設校金沢工業大学は2022年8月31日~9月2日にWACE(世界産学連携教育協会)第4回国際リサーチシンポジウムを主催するなど、特にコーオプに力を注いでいます。

井上さんは1月19日に帰国したあと、本校にてその成果を報告します。

HOMENews国際高専5年の井上武虎さんがコーオププログラム参加のためタイに到着。

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