1、2年生が能美市防災センターで防災体験を実施
2024年9月19日(木)、白山麓キャンパスの1、2年生は能美市防災センターで防災訓練を行いました。これは災害に対する知識と意識を高め、防災に関心を持つことを目的に実施しているものです。学生たちは能美市防災センターにある資機材等の説明や地震体験、煙避難体験、初期消火体験、強風体験、通報体験、さらにシアターによる映像を通して災害の恐ろしさを体感しました。
地震体験
阪神淡路大震災や東日本大震災を再現した揺れを体験しました。大きな災害となった激しい揺れの中で自分がどのくらい動けそうなのかを、過去に発生した地震を再現した揺れから体感し、その怖さを知りました。
煙避難体験
身体に害のない煙が充満した部屋から避難する体験をしました。建物火災で充満する煙の中では、どのような視界になるのか体感できたことで、安全に避難するため、煙の特性や危険性を学び正しい避難方法を身に付けました。
初期消火体験
発見が早く火がまだ小さければ消火器による初期消火で火災を最小限に抑えることができます。映像による炎に対して、水消火器を用いて正しい消火方法を身に付けました。
強風体験
台風や竜巻などが発生した際、建物の外は非常に危険です。強風体験では、秒速mまでの強風を体験したことで、風の中では自由に立ち振る舞えないことが体感できました。
通報体験コーナー
タッチパネルの前でクイズにチャレンジする学生たちもいました。火災、事故、急病の際には、119番通報を慌てずに正しく状況を伝えることが大切であることを楽しみながら学んでいました。いざという時に慌てないために、状況を正しく伝える練習となっていたようです。
展示コーナー
手取川大洪水や手取川と人々の暮らし、災害の爪痕、我が家の防災対策などの体験・見学しました。
日本では、地震や気候変動による災害が身近に起こっています。学生たちも万一の災害に対し、自ら身を守る意識を持たなければなりません。そのため、今回の体験を通して、震災は他人事ではないという危機感と備えの意識を持ってもらえることを期待しています。また、人との絆や命についても考えるきっかけとなってくれたと思います。
1st and 2nd Year Students Participate in Disaster Prevention Training at the Nomi City Disaster Prevention Center
On Thursday, September 19th 2024, 1st and 2nd year students participated in disaster prevention training at the Nomi City Disaster Prevention Center. This workshop was conducted to enhance knowledge and awareness of disasters and to foster an interest in disaster prevention. The students learned about the equipment at the Nomi City Disaster Prevention Center and experienced simulations such as earthquakes, smoke evacuation, fire extinguishing, strong winds, emergency calls, and also watched videos in a theater to understand the severity of disasters.