Makada こんにちは。白山麓高専事務室の間加田 侑里です。白山麓キャンパスでは24名の新入生を迎え、学生たちは新たなキャンパスライフに慣れてきた様子です。さて、今回は2025年4月1日(火)の入学式後に開催された1・2年生合同の「アイスブレイク」について紹介します。

 まず初めに、「Identity Crisis」というゲームが行われました。ラーニングメンターから、1・2年生それぞれの名前が書かれた紙が、学生一人ひとりに配られ、学生たちはその紙に書かれている人物を探し出すというミッションに挑戦しました。さらに、椅子の裏にも学生の名前が書かれている紙が貼ってあり、最後には「自分の名前が書かれた椅子を見つけて座る」という課題もありました。
 ゲームが始まると、学生たちはお互いに自己紹介をしながら、紙に書かれた人物を探し始めました。自分の名前が書かれた紙を持っている相手を見つけるのには少し時間がかかっていましたが、相手が自分の名前を見つけた瞬間には大きな笑顔を見せ、その瞬間は大いに盛り上がりました。また、学生同士が声を掛け合ったり協力し合ったりしながら、自分の名前が書かれた椅子を探している姿も印象的でした。

 次に、「In the Box」というゲームが行われました。これは、お互いの共通点や趣味を見つけることを目的としたものです。まず、学生たちは自分の趣味や出身地、好きな食べ物、得意なことなどを紙に書きました。その後、ラーニングメンターがその紙を回収し、内容を一つずつ読み上げました。学生たちは、読み上げられた内容と自分に共通点があった場合、中央の枠に向かって走り出しました。
 枠は二重になっており、外側の枠に入ると1コイン、中央の枠に入ると2コインがもらえるというルールでした。学生たちが書いた内容は「本を読むのが好き」、「ペンギンが好き」、「国際高専が好き」など、さまざまな情報が読み上げられる中、「ノルウェー出身」や「インドネシア出身」といった内容が出ると、学生たちからは拍手がおこったり、和やかな雰囲気になりました。
 最後に、コインの数が多かった3名の学生にはお菓子がプレゼントされました。
 アイスブレイクを通して、学生たちはお互いのことを知るきっかけをつかむことができたようです。

 

@ictkanazawa

2025年4月1日(火)、白山麓キャンパス(1、2年生)でアイスブレイクが行われ、共通点を見つけるゲームが実施されました👀✨緑の枠に入ると2ポイント、白い枠に入ると1ポイント付与され、ポイントの多い3名にはお菓子がプレゼントされました🍫🍪 学生たちは、アイスブレイクを通して、お互いを知ることができたのではないでしょうか✨ #国際高専

♬ ABC - Jackson 5

間加田 侑里

こんにちは、財務部の泉屋 利吉です。

 2025年3月1日(土)19:00、まだ雪が多く残るこの東二口歴史民俗資料館には、続々と村の方々が集まる姿がありました。
 この東二口文弥人形浄瑠璃は350余年も続く、国指定重要無形民俗文化財であり、京都からこの地にやってきた伝統文化です。350年もの間受け継がれてきたと聞くだけで、その大切さを感じますが、「でくの舞」を披露する演者や、その舞を鑑賞する人々も、「この“でくの舞”を見ないと一年が始まらない」と声を揃えて言っていたのが印象的でした。

 冬の寒い農閑期の時期の一つの楽しみにとして、現代まで受け継がれてきたものですが、文楽とはまた異なり、文弥節と呼ばれる独特の語り口で物語が進んでいきます。
 初めて聞く人は内容が良く分からないと思いますが、演目が始まる前に、紙芝居があり、演目の内容を丁寧に教えてくれます。私もこの紙芝居がなかったら正直ついていけなかったと思いました。

 この東二口に伝わる文弥人形浄瑠璃ですが、近年継承する人たちも高齢化が進み、伝承が難しくなっています。今は十数名ででくの舞を披露していますが、おそらく裏方作業も含め、一人何役もこなしているのではないかと思います。
そのような中、国際高専の松下 臣仁教授が5年前からこの人形浄瑠璃の演者として参加し、毎年公演会に参加しています。その他金沢工業大学の職員や学生などもでくの舞の保存会へ参加し、ベテランの先輩方から、でくの舞の舞い方を習いつつ、東二口の伝統と文化を受け継ごうとしています。

 「でくの舞」に使われる人形は、「かしら」「心棒」「肩板」「手」の4つのパーツから出来ており、一人で1体の人形を操ります。文楽では3人で1体の人形を操りますが、「でくの舞」で使われる人形はシンプルではありますが、扱うことが出来るまでには相当な修練が要求されます。また、人形と一体となって、3歩前進し2歩後退する舞い手の足運びが独特であり、床を足で叩きながら、リズミカルに舞を披露します。これが、舞踊的な感じを生み出し、「でくの舞」と呼ばれる所以となりました。まさに、人形を操るのではなく、逆に人形と一体となって舞い手が操られる感覚が要求されるとの事で、その奥深さを感じずにはいられません。

 350余年もの間、人々から愛され続けてきた人形浄瑠璃が、この白山市に残っている事も感動的ですが、その伝統を受け継いでいく方々の努力や思いは計り知れないものがあると感じました。演目が披露された東二口歴史民俗資料館の舞台は、多くの人は入れませんが、昔ながらの雰囲気が残る場所であり、人形浄瑠璃を間近に見ることが出来ます。

 松下教授のでくの舞を見ながら、ふと300年前の世界にタイムスリップしたような気分にさせられました。でくの舞の「泣き節」と呼ばれる文弥節とリズミカルに床を蹴る舞い手の足運びの音が今も頭に余韻として残っています。

泉屋 利吉

こんにちは。留学支援課の小沢 香澄です。本日はオタゴポリテクニク留学を終えて帰国した学生に関してお伝えいたします。

2025年3月17日(月)17:00着のニュージーランド航空99便にて、16名の学生が無事に帰国しました。成田空港では親御様をはじめ、本校からは向井 守副校長と留学支援課の小沢が出迎えました。久しぶりの保護者との対面は、笑顔と涙があふれる感動的な場面が見られ、心温まるひとときとなりました。成田空港では、ある学生の妹さんが「推し活」に使うようなうちわを作成し、お兄さんの帰国を喜んでいる微笑ましい場面も見られました。家族の温かい歓迎に、学生たちも感動し、再会の喜びを分かち合いました。

背丈がひと回り大きく成長した学生や、髪が伸びてイメージチェンジした学生もおり、外見の変化があったと同時に、様々な経験を通じて内面的にも成長している姿を誇らしく思いました。学生たちからは「やっぱり日本がいいな」「早速かつ丼が食べたい」「お茶づけでもいいや」といった声が聞かれました。また、留学中に変わった新札を手にして感動している学生もいました。異国での生活を通じて、日本の良さを改めて実感した学生も多く、帰国後の日本の食事や文化に対する愛着が一層深まったようです。

留学中は現地のホストファミリーやオタゴポリテクニクのスタッフ、地元の方々の温かいサポートを受け、充実した忘れられない経験を積んだようです。例えば、日々の生活の中で自然豊かなダニーデンの街を散策してリラックスし、海が近いため釣りを楽しんだ学生もいました。学校の近くの体育館で運動を通じて現地の学生と仲良くなり、日本に関しても興味を持ってもらい、良い国際交流の機会があったという経験も印象的です。良いことばかりでなく、苦しく辛いことも乗り越えて、今の自分がいるのです。この1年間の経験は、将来に繋がる貴重なものになったと思います。学生たちは、現地での様々な経験を通じて、自分自身を見つめ直し、成長する機会を得たようです。


また、日本の地でいつも温かく見守ってくれていた親御様にも深い感謝の気持ちを抱いていることでしょう。親御様の支えがあったからこそ、この留学が実現し、貴重な経験を積むことができました。遠く離れた地での生活に不安を感じることもあったかもしれませんが、親御様の励ましや愛情が学生たちの心の支えとなり、困難を乗り越える力となりました。ニュージーランド・ダニーデンを第二の故郷として、将来再度訪れる学生もいるかもしれません。これからも、この1年間の経験を大切にし、未来に繋げていって欲しいと願っています。学生たちがこの経験を通じて得た知識やスキル、そして人間としての成長を、今後の人生に活かしていくことを期待しています。

 

【無事に帰国した学生たち】

小沢 香澄

左からドーサフ先生、クリシア先生、ドミソン先生、アピラク先生、アラー先生、ナグワ先生

 

Makada 2025年2月13日(木)、特別外国語講座が開催されました。アラー・ホセイン先生およびナグワ・ラシィド先生によるアラビア語、黒田 譜美先生による中国語、アピラク・サンゲンチャイ先生によるタイ語、ドーサフ・ガトリ先生によるフランス語、クリシア・アティロ先生およびドミソン・アブワン先生によるフィリピン語の5つの言語から学生たちは2つ選択し受講しました。
 学生たちは簡単な挨拶や発音の練習、その国の文化や音楽などについて学びました。さらに、教員たちは各国のお菓子やお茶を用意し、学生たちは本場の味を体験し多様な文化を楽しみました。
 学生たちは普段英語で授業を行っているので、英語以外の言語に目を向ける貴重な機会となりました。

@ictkanazawa

2025年2月13日(木)、白山麓キャンパス(1・2年生)で「特別外国語講座」が開催されました!学生たちは、アラビア語、タイ語、中国語、フィリピン語、フランス語の5つの言語の中から2言語を選び、挨拶の仕方や文化などを学びました🌏✨ #国際高専

♬ original sound - Music Lover - It's Aadil

アラー先生およびナグワ先生によるアラビア語

黒田先生による中国語

アピラク先生によるタイ語

ドーサフ先生によるフランス語

クリシア先生およびドミソン先生によるフィリピン語

間加田 侑里

 

Makada
 こんにちは。白山麓高専事務室の間加田 侑里です。今回、2025年1月28日(火)に行われたエンジニアリングデザインⅡB(2年生)の最終発表について紹介します。

 エンジニアリングデザインⅡBの授業では、白山麓地域の社会環境、自然環境、産業環境をテーマとした課題解決型プロジェクトに取り組み、学生たちは「アグリビジネス班」と「テック班」に分かれて活動しています。両チームが取り組んできた活動について紹介します。

【アグリビジネス班の活動】

 アグリビジネス班は主に、アサギマダラマーキングイベント、焼芋販売、人形浄瑠璃といった白山麓の地域活性化活動を行ってきました。アグリビジネス班は地域住民と交流を図り、イベント企画やディスカッションを通して、観光資源を有効活用し地域活性化に繋げていくことを目標としています。

アサギマダラマーキングイベント

 白山麓キャンパス前の休耕田では、アサギマダラが集まるようにフジバカマの栽培が行われています。アグリビジネス班は、飛来するアサギマダラを地域の貴重な資源とし、地域活性化につなげるプロジェクトに取り組みました。
 今年も尾口まちづくり協議会、白山ろく里山活性化協議会およびアサギマダラファンクラブが運営する「アサギマダラマーキングイベント」が開催され、アグリビジネス班はイベントに協力する形で参加しました。マーキング体験は事前予約制の30名限定で行われ、学生たちはマーキング体験に加えて、予約してくれた30名の参加者が楽しめるイベントを企画し、白山麓の魅力を広めるとともに、地域住民と来訪者が交流できる場を作ることを目指しました。
 学生たちはイベント集客に向け、アサギマダラマーキングイベントの広告ポスターを作成し、「はくさん比咩の湯温泉」「尾口コミュニティセンター」「道の駅 瀬女」に掲示しました。また、フォトスポットや休憩スペースの設置、SNSでの宣伝や観察場所の確保、アサギマダラグッズ販売、レーザーカッターを用いたキーホルダー作り体験、カプセルトイの設置などを行いました。特にカプセルトイは想像以上に人気があり、多くのお客様にも楽しんでいただけたようです。
 詳細は2年生のエンジニアリングデザイン科目担当の小髙 有普先生執筆「アサギマダラのマーキングイベントの運営に参加」をご覧ください。

高専紅はるか焼芋販売

 アグリビジネス班は、白山ろく里山活性化協議会のご協力のもと、白山麓キャンパス前の休耕田を活用し、前学期から「高専紅はるか」の栽培に取り組みました。学生たちは、キジトラコーヒー研究所、道の駅瀬女と協力し、学生たちが自ら栽培した「高専紅はるか」を販売することで地域活性化を目指しました。
 今年も国際高専とのコラボ商品としてキジトラコーヒー研究所で、高専紅はるかを使用した「チップスべにゃソフト」と「べにゃソフト」を、道の駅瀬女では「紅はるかサンデー」と「高専紅はるか」の生芋が販売されました。

 さらに、11月3日(日)および4日(月)の2日間、道の駅瀬女店頭で、アグリビジネス班が「高専紅はるか」の焼芋販売を行いました。昨年度は高専紅はるかブランドの浸透とファン作りを目的に、4種類の「高専紅はるか」マスコットキャラクターを用いたオリジナルグッズとしてキーホルダーとマグネットを制作し、「高専紅はるか」の焼芋を一定額以上購入された方にカプセルトイとして無料で配布され、今年度は、昨年度の先輩達が制作したキャラクターグッズを継承しながら、新たにアクリルスタンドを追加しました。
 また、今年はさつまいも「高専紅はるか」の生育が良く、収穫量は昨年度に比べ約1.6倍となったことから、その分、より多くのさつまいもを売らなければいけませんでした。そのため今年度は、より広くブランド周知の展開を図ることと、キジトラコーヒー研究所と道の駅 瀬女での販売促進を目指し、それぞれの店舗で販売されている高専紅はるか関連商品を一定額以上購入された方にもカプセルトイ無料交換券を配布しました。
 昨年度は30個程度のカプセルトイが配布されましたが、今年はキジトラコーヒー研究所や道の駅 瀬女からも多くのお客様に焼芋屋台にお越しいただき100個のカプセルトイを配布できました。お客様の中には、またカプセルトイが欲しいからと、別の商品を買いに来られた方や、昨年に引き続き、「今年も焼き芋を楽しみに来た」と声をかけてくれるお客様もいらっしゃいました。そして最終的な売上は、昨年度に比べ約1.4倍となり、昨年度以上の売上を目指して活動してきた学生たちの目標も達成することができたようです。

東二口文弥人形浄瑠璃

 東二口文弥人形浄瑠璃は、文楽の前に流行した古浄瑠璃・文弥節を受け継いでいます。現在、文弥人形浄瑠璃が継承されているのは、日本で4箇所のみとなっており、そのうちの一つが石川県白山市 東二口地区に現存しています。かつての村の有志が京都で習い覚えたものを伝え、350年以上にわたり、継承されてきました。今もなお当時の趣のままに残っています。
 この東二口の文弥人形浄瑠璃をより多くの人に知ってもらい楽しんでもらうことを目的とし、学生たちは文弥人形浄瑠璃の公演会場である東二口歴史民俗資料館へ出向き、インタビューを通じて、感じたことや課題をもとに活動を進めました。
 

試作中のペーパークラフト

 そこで学生たちは人形浄瑠璃を盛り上げるために2つのイベントを企画しました。
 1つ目は、ペーパークラフトを使って人形浄瑠璃の魅力を伝えるというものです。ペーパークラフトを現地で公演会に訪れた方々へのおみやげにして持ち帰れるようにしたり、ホームページからダウンロードできるようにしたりし、自宅でも楽しめるアイデアを提案しました。
 2つ目は、チラシの配布を白山市内の公共施設以外にも広げ、ポスターでの宣伝を提案しました。その結果、冬でもウィンタースポーツを楽しみに来られる観光客の多い「道の駅 瀬女」や「一里野地域」でもチラシ配布が可能になりました。さらに、保存会会員の方々との話し合いをもとに、現状の取り組み等をまとめた現状分析マップを作成しました。


 今回の活動では、ペーパークラフトで新たな体験の可能性を模索したり、東二口文弥人形浄瑠璃の現状を可視化にしたりし、様々な視点から課題に気づくことができる機会が作れたのではないでしょうか。学期末の活動となり十分な時間を確保することが難しい時期となってしまいましたが、今後は、保存会の方々と、未来のあり方を共に考えながら活動していくことが重要だと感じたそうです。

【テック班の活動】

 「テック班」は獣害対策のために、AIやIoTなどの技術を活用した害獣監視および通知システム、害獣を威嚇するためのドローン制御等を中心とした技術開発に取り組んでいます。
 白山麓では猿による農作物への被害が年々深刻化しています。これまでにテック班は猿を撃退するために、AIを活用した猿監視システムの認識精度を90%以上に向上させ、猿を認識した際に生産者のLINEへ通知を送る機能の開発や、ドローンによる威嚇効果の検証を行ってきました。
 今年度は畑を守る新たな手段として、悪路を走行できる見回りロボット(ローバー)を開発するローバー班とドローンの自動離着陸精度の検証を行うドローン班、ドローンのために畑の雨量や風速を確認するシステム開発を行うIoT班の3つのグループに分かれて課題解決に取り組みました。

ローバー班

 ローバー班は畑の天候によってはドローンを飛ばせないという問題に対して、悪天候でも畑を見回り、猿を威嚇できるようなローバーの開発に今年度から新しく取り組みました。最終的な目標は自動で畑を動き回ることですが、まずは畑の上という不整地を走行可能な車体の完成を目指しました。学生たちはローバーを作るにあたって、どれぐらいのスピードで畑を移動させたいか、どれぐらいの大きさ・重量で作りたいか、という「どんなローバーにしたいか」のアイデアをもとに詳細な設計を進め、使用する部品を決めていきます。
 完成したローバーは実際に畑の上で走行テストを行う予定でしたが、畑は大量の雪で覆われていたため学内のコンクリートやアスファルト、うっすらと雪が積もった芝生の上で走行テストを行いました。
 猿をどのように威嚇するか、どのように畑を自動走行させるかという2点は来年度以降の課題となります。

ドローン

 今年度の目標は、ドローンのGPS精度の分析、ドローンの離着陸と猿を威嚇するためのドローン自動操縦の運用確認をすることでした。また、新たにドローン収容箱を製作・畑に設置し、ドローンの離着陸と収容が可能になりました。

開発したシステムの動作は次のようになっています。
1. AI猿監視システムが猿を認識すると、LINEの通知が畑の生産者(ユーザー)に送信される。
2. ユーザーは遠隔操作でドローン収容箱の扉を開ける。
3. ユーザーによる遠隔操作でドローンは自動的に離陸し、猿を威嚇するために畑を周回する。
4. ドローンは畑を周回後、収容箱に着陸する。
5. ユーザーは遠隔で収容箱の扉を閉める。

 これを学内でテストしたところ、カフェテリアからの遠隔操作によるドローンの離着陸とドローン収納箱の一連の動作を確認できました。

IoT班

 ユーザーとAI猿監視システム、ドローン、ローバーの橋渡しをIoTを用いて行います。AI猿監視システムが畑で猿を認識すると、システムは畑の雨量、風速、猿の画像をユーザーに発信し、ユーザーはこの情報をもとにドローンやローバーが畑で運用できる状況かどうかを判断します。こうした機能の強化は、ロボットが拙速に判断を下さないようにするのに役立ちます。また、迅速なメンテナンスのために、システムがオフラインかどうか、インターネットが接続されているかどうか、どのカメラがオフラインかどうかをチェックするようソフトウェアを改良しました。

間加田 侑里

HOME学生生活ICTジャーナル

PAGETOP