こんにちは。白山麓キャンパスで上級リーディング・ライティングの授業を担当しているステファニー・レノルズです。2025年6月18日(水)、アメリカ、ミズーリ州コロンビア市から訪れた5名の高校生が「上級リーディング・ライティングⅠA(1年生)」の授業に参加しました。この授業は5名の学生が受講しているので、アメリカからの高校生とICTの学生が、ぴったり1組ずつペアを組んでアクティビティを行うことができました。
授業の始めに、ICTの学生とアメリカの高校生が最近読んでいるものについて話し合い、それからICTの学生は読書ログを更新しました。この上級リーディング・ライティングⅠAの授業では、今学期の15週間の授業期間中に最低8時間、好きな読み物を自主的に読み、読書時間を記録することになっています。ラーニングセッションや他の授業で読んだ時間も英語のものであれば、読書時間として含めることができます。他の人が何を読み、それについてどう感じたのかを聞くことで新たな発見と読書への意欲が高まりました。
次の活動では、単語の復習を行った後、プラスチックの歴史と発展について書かれた2ページの記事を読みました。学生たちはペアになって、読解問題に取り組みながら、本文に直接書かれていない内容を推測して答える練習もしました。
最後の課題は文法問題です。学生たちは10問の質問に答えながら、「used to」や「would」といった過去の習慣を表す表現を使って文を作成しました。ここでは、それぞれの表現をどんな場面で使うか、そして否定文に変えるかを考えることが重要でした。まずは文章を作成し、学生たちは立ち上がって教室内を歩き回りながら、お互いに自分の文を紹介し合いました。
今回の交流は、ICTの学生とアメリカから来た高校生にとって、言葉と文化を交換するとても素晴らしい機会となりました。今後もメールのやり取りを通じてペンパルとしてより深い交流を築けていけたら素敵ですね。
ステファニー・レノルズ
こんにちは。白山麓キャンパスで生活している1年生の阿部 晴です。2025年6月、アメリカのコロンビア市から5人の生徒が白山麓キャンパスに来ました。今回はバディとして一緒に生活してみて感じたことなどについて書こうと思います。
6月7日(土)、アメリカの生徒が無事に白山麓キャンパスに到着しました。全員身長が高く、大人びていて驚きました。初めは緊張してしまって、なかなか英語で話しかけることが出来ませんでしたが、アメリカの生徒も日本に興味があるのか、積極的に話しかけてくれたので、緊張をほぐすことが出来ました。なかでも男子生徒3人とは日本や海外のスポーツやアニメの話で盛り上がりました。
放課後には一緒にバスケットボールをしました。背の高いアメリカの生徒がダンクをしているのを見て、僕たちは驚きを隠せませんでした。バスケの後にアメリカンフットボールをしている子がいたので少し教えてもらったのですが、とても難しく、なかなかボールを遠くに投げられませんでした。また、スポーツをした後には一緒に温泉にも行きました。
金沢観光では兼六園に行きました。自分も金沢で観光したことが少なかったため、よくわからないことも多かったですが、食べ物の買い方を教えるなどバディとしてのサポートはよくできたのではないかと思います。
今回は英語に自信がなく、緊張してしまったため、次回の機会までにもっと英語力をつけて、話せるようにしていきたいです。それではまた会いましょう!
阿部 晴
こんにちは!白山麓キャンパス、ラーニングメンターのシャーデー・モーアです。2025年6月7日(土)、白山麓キャンパスではアメリカ、ミズーリ州コロンビア市からの高校生5名の訪問を歓迎しました。同じくコロンビア市から来た2名の引率の先生とともに、5名の高校生は白山麓キャンパスで本校の学生と一緒に授業に参加し、白山市や金沢市周辺でさまざまな活動にも取り組みました。6月9日(月)のラーニングセッションでは学生同士の交流のためアイスブレイクを行いました。
ラーニングセッションの始めに、全員が数学の教室に集合しました。まずは、学生たちに課題や宿題、今後のイベントなど通常のアナウンスを行いました。その後は、お待ちかねの楽しい時間の始まりです!ラーニングメンターたちは、みんなの眠気をさまして緊張をほぐしてもらうためにゲームをすることにしました。
始めのアイスブレイクは「フルーツバスケット」です。皆が円になって座り、一人だけ円の中央に立ちます。中央にいる学生は、何か自分に当てはまることを英語で言います。好きな食べ物、好きな色、飼っているペット、好きな授業など何でもかまいません。共通点のある人は、立ち上がって別の空いている椅子に移動します。例えば、「好きな色はピンクです」や「ペットに魚を飼っています」ではあまり多くの学生に共通しないため動きがありません。しかし、「私は人間です」や「動物が好きです」だと多くの学生が席を移動しますし、さらに「フルーツバスケット」では全員が移動するため大混乱になります!皆、座席を探し、取り残されないように必死になって楽しんでいました。
ラーニングセッションでは「ハウス」という、ハリーポッター、ホグワーツ魔法魔術学校のように学生全員を4つのグループに分けています。宿題をしたり、課題を終わらせたり、クラスメイトを助けたり、後片付けなどの良い行動をすることでグループのポイントを獲得できるため、同じグループ同士協力して競い合います。逆に、ラーニングセッション中にうるさくしたり、課題を提出しない、片付けをしないなどの、不適切な態度などがあればポイントが減点されることもあります。コロンビア市から来た高校生がICTに馴染めるように、ラーニングメンターたちは高校生を4つのグループにそれぞれ入ってもらうことにしました。そこでホグワーツ行事にちなんだ「組み分け儀式」を行い、それぞれのグループに温かく迎えられました。
グループへの振り分けの後は、最後のアイスブレイクとなる英語での「ジェスチャーゲーム」を行いました。通常はジェスチャーでのみで伝えるゲームですが、今回は英語でのみヒントを出すという特別ルールで行いました。チームメイトと協力して英語でヒントを出し、できるだけ早く正解できるように奮闘しました。最初に正解を当てたグループには20ポイント、2番目のグループは15ポイント、3番目は10ポイント、最後4番目のグループは5ポイントを獲得しました。学生たちはとても楽しんで英語を使い、多くのポイントを得るために協力していました!
ゲームを楽しんだ後は通常のラーニングセッションに戻りました。課題や宿題、プレゼンテーションなど、それぞれ必要なことに取り組む学生もいれば、自由時間がある学生はお互いをもっと知るために交流を深める姿も見受けました。アイスブレイクを通して学生たちが一緒に笑い合い、文化の壁を越えて交流している様子を見ることができ、とても素晴らしい時間でした。この経験が素晴らしい思い出となり、ICT とコロンビア市から来た高校生たちの良好な関係を築く第一歩となったことでしょう。
シャーデー・モーア
こんにちは、3年生の太田 光貴です。現在、ニュージーランドのオタゴポリテクニクに留学しており、こちらに来てから約2ヶ月が経ちました。ホストファミリーにも恵まれ、充実した日々を送っています。さて今回はニュージーランドでの出来事を少し紹介しようと思います。
ラリーの手伝い
ニュージーランドに来てすぐ、友達のホストファザーがラリーをしているという情報が入ってきました。まずラリーというのは、舗装されていない道や山道など、さまざまな自然の道を走る自動車レースです。普通のレースとは違い、サーキットという決まったコースを何周も走るのではなく、ラリーは一般の道路や未舗装の道(グラベル、雪道、泥道など)を区間ごとに走り、タイムを競います。ニュージーランドは特にラリーが盛んで、日本にいるときから「ニュージーランドでラリーを見たいな」と思っていました。そんな中、友達のホストファミリーがラリーをしていると聞き、その友達が自分を紹介してくれて、なんとラリーの手伝いに行けることになりました。
そのラリーはTimaruという場所で行われ、車で3時間ほどのところでした。天気にも恵まれ、自然が綺麗な場所でした。サービスパークには様々なカテゴリーのラリーカーが集まっていて、すごく興奮しました。友達のホストファザーの車は、走行中の衝撃でタービンにつながるパーツにクラックが入ってしまい、パワーが出ないとのことでした。これを直すにはエンジンを下ろす必要があったので修理できず、このラリーイベントでは完走が目標になりました。自分はサービスパークで給油をしただけだったのですが、初めてラリーに関われただけでうれしかったです。記憶に残る経験になったので、友達とそのホストファミリーには本当に感謝しています。
スポーツ
ニュージーランドでは、主にバレーボールをしたり、マウンテンバイクでダウンヒルを楽しんだりしています。最初はバドミントンをする予定でしたが、シャトルの値段が高かったり、そもそも売っていなかったりといった問題があり、あまりできていません。いつも行く体育館では、バドミントンが自分より上手な人は少ない一方で、バレーボールやバスケットボールは競技人口が多く、上手な人もたくさんいます。バレーボールはコミュニケーションも必要なスポーツなので、ここではバレーボールを通じて友達を作ったりしています。自分はまだ初心者なので、現地の上手な人に教えてもらったり、ホストファミリーから紹介してもらった地域の人たちと一緒に練習したりしています。
もう一つ、ニュージーランドに来てから始めたのが、マウンテンバイクのダウンヒルです。友達やフィリップ先生から、シグナルヒルにマウンテンバイクのコースがあると聞いて、先月から始めました。日本でやっていたロードバイクとは違い、体の使い方や重心移動が特に重要で、コーナーを速く曲がれたときの恐怖と快感が楽しく、すっかり虜になりました。今のところ大きな怪我はありませんが、滑って転んだり、時には飛ばされたりすることもあるので、怪我には十分注意して、安全に楽しもうと思っています。
ニュージーランドでの生活にはだいぶ慣れてきましたが、言語の壁にぶつかることもあり、留学ならではのストレスで気持ちが沈むこともあります。それでも、今この場所でしか味わえない貴重な経験ができていることに、心から満足しています。残りの9ヶ月も、周囲の人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、充実した時間を過ごしていきたいと思います。
太田 光貴
こんにちは。1年生の田村 駿多です。私はアメリカの生徒たちとの交流や会話を通じて、たくさんの知らないことや面白いことを知りました。ですが、私自身英語があまり得意ではないので苦労したこともありました。
まず、アメリカの生徒たちはとてもやさしくて面白かったです。特に面白かったのは、アメリカの生徒たちの、好きな食べ物についてです。寿司だったりピザだったりいろんな食べ物がありましたが、なかでも意外だったのは納豆が好きと言っていた人がいたことです。
次に私がアメリカの生徒たちと交流していく中で驚いたことは、身長がとても高いことです。私自身背が高いわけではないのでとてもうらやましいと思いました。
最後に、アメリカの生徒たちと交流するうえで大変だったことについてです。私はあまり英語が得意ではないので相手の言っていることを理解するのがとても難しかったです。そして理解したとしても相手に自分の話していることが伝わるのか?という不安もありました。ですが、わからないところは英単語を言ったりジェスチャーで伝えたりと思っていたよりも、会話が成立したので、うれしかったです。毎日話していると少しずつ話がわかるようになったので諦めずに交流を続けてよかったと思いました。
田村 駿多