こんにちは。校長の鹿田 正昭です。
  2026年4月23日(木)、今年で4回目の参加となるエンジニアリングデザインⅡ(2年生)「紅はるか」の苗植えをお手伝いしました。これまでの3回はいずれも晴天でしたが、今年はあいにくの雨となってしまいました。
 また、嬉しいことに2年生の人数が多いことから、小高先生から「一人当たり10本から15本程度の植え付けでお願いします」と一人当たりの本数制限のお話がありました。初めての年(3年前)は苗床1列全部を1人で植えました。今回はあいにくの雨でしたが、人数が多いこともあってスムーズに作業が進み、植え付けは50分程度で終わりました。
 私は苗付けが終わったところで引き上げましたが、電気柵の設置も順調に進んでいるように見えました。晴れの場合には苗植え直後に散水する必要がありましたが、今年は自然の散水がありましたので、その分も時間の節約になったようです。今年も順調に育ってくれることを期待しています。秋の収穫も参加したいと思っています。
 恒例ですが、11月7日(土)、8日(日)に白山麓キャンパスでオープンキャンパスを開催します。これに合わせて焼き芋販売が「道の駅瀬女」で行われる予定です。お時間があれば、ぜひ「道の駅瀬女」まで足を伸ばしてみてください。

2026年4月16日(木)土作りや畝作り

2026年4月23日(木) 「紅はるか」苗の作付け土作りや畝作り

2026年5月7日(木)畑の周りに猿の侵入を防ぐための電気柵を設置

鹿田 正昭


 こんにちは。ドミソン・アブワンです。ラーニングメンターチームを代表して、白山麓キャンパスの「ラーニングセッション」について、改めてご紹介させていただきます。

 ラーニングセッションとは「夜の学習時間」のことで、平日の19:30〜21:30に白山麓キャンパスの「リビングコモンズ」や「ライブラリー&ワークコモンズ」という場所で行われます。ラーニングセッションでは、学生が授業の課題、宿題、プロジェクトや語学スキルの向上など、各自のやるべき勉強に自由に取り組みます。常にラーニングメンターと呼ばれる教員が常駐しており、必要に応じてサポートや助言を行います。また、ラーニングセッション中はできるだけ英語を使うことが奨励されています。それは、特に3年生のニュージーランドへの留学を控えていることもあり、自然で協力的な環境の中で英語でのコミュニケーション能力を向上させるためです。

 これまでの数年間で、学生たちのラーニングセッション時間の活用の様子から、彼らの大きな成長を実感してきました。多くの学生が、この学習環境を「まるでカフェのように心地よく、親しみやすい学習空間」と表現しています。木の床、温かみのある照明、白山麓の木材を使った家具とそれに合わせてデザインされたテーブルによって、この空間は自然と学生たちの集中力を促し、互いに学び合う雰囲気を引き出してくれます。学生たちが静かに自分の課題に取り組んだり、友人やラーニングメンターたちに助けを求めたり、知っていることを友人に教えてあげている姿をよく目にします。

 こうした前向きな習慣を背景に、私たちは新たなラーニングセッション・マインドセットとして、これを「Cozy Productivity(コージー・プロダクティビティ)」と名付け、強化することにしました。

 Cozy Productivityは、居心地の良い環境で落ち着いて集中できる、互いに支え合う学習環境を育みます。ラーニングセッションは、急いだり競争したりする場ではありません。学生が自分自身を大切にし、仲間を支え合いながら、コミュニティとして共に成長し、日々着実で有意義な進歩を重ねていくための場です。

 ラーニングセッションは、以下の3つの基本原則に基づいて運営されています。


① I Sustain My Pace(自分のペースを保つ)

 ラーニングセッション中は、学生がそれぞれのリズムで学習することが奨励されています。学び方は人それぞれであり、その違いは尊重されます。学生は、落ち着いて自分の目標に集中し、他人のペースに焦らされることなく、一歩ずつ前進し続けるよう促されます。この取り組みは、自分のペースを身に着けることや、進歩が遅く感じられるときでも継続することを通して、自己管理と継続力を育てます。

② Each One, Teach One(学び合い)

 学びは、共有することでより深まります。学生は、質問したり、考えを説明したり、互いに助け合うことを奨励されています。友人に教えることは、理解を深め、自信を高める最良の方法の一つです。ラーニングメンターや友人に助けを求めることは、学習内容、英語練習、アイデアの共有など、どのような場面でも歓迎されます。考えを分かりやすく伝え、協力して学ぶ経験を通して、コミュニケーション能力や協働力が鍛えられます。

③ We Finish with Intention(目的をもってやり遂げる)

 最終的には、これらの指針が学生にとって大切な価値観として定着することを目指しています。これらは、留学中に役立つだけでなく、留学後の金沢キャンパスにおいてはより自立した学習者として、さらに将来は若手の専門職やグローバルイノベーターとして活躍していくうえでも重要なライフスキルです。ラーニングセッションは、単に宿題を終わらせる場ではありません。それは、「学び方を学ぶこと」「他者を支えること」「目的をもって成長すること」を学ぶ場なのです。

ドミソン・アブワン

Makada
 こんにちは。白山麓高専事務室の間加田 侑里です。白山麓キャンパスで23名の新入生を迎え、学生たちは新たなキャンパスライフに慣れてきた様子です。さて、今回は2026年4月1日(水)および2日(木)に開催された「アイスブレイク」について紹介します。

 4月1日(水)入学式後、白山麓キャンパスで1・2年生合同の「アイスブレイク」が開催されました。まずは「ジャンケン自己紹介ゲーム」が実施され、学生たちは周囲の学生とジャンケンを行いました。ジャンケンに勝った方が1ポイントを獲得するというルールのもと、互いに自己紹介し合いました。最初は緊張していた学生たちも、ジャンケンを通して自然と笑顔が増えていきました。勝ち負けに一喜一憂しながら、短い時間でも多くの学生と交流することができ、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていました。最後に、一番ポイントを獲得した学生2名の学生にはメダルが付与されました。


 

次にお互いの共通点を見つけ出すゲームが行われました。学生たちは自分の趣味や出身地、好きな食べ物、得意なことなどを紙に書きだし、ラーニングメンターがその紙を回収し、内容を1つずつ読み上げました。学生たちは、読み上げられた内容と自分に共通点があった場合、椅子取りゲームのように椅子に座りました。学生たちが書いた内容は「カルフォルニア出身」や「ビデオゲームが好き」、「音楽を聴くのが好き」など、さらに「私は猫です」といったユーモアがある内容もあり、笑いに包まれる場面も多々ありました。

 

 

 4月2日(木)、金沢キャンパスで午前中に対面式が実施され、午後からは学生会主催の1・2・4・5年生「アイスブレイク」が開催されました。学生たちは学年混合のチームに分かれて、まずは自己紹介を通してお互いに知るところからスタートしました。その後チームごとに「謎解きゲーム」に挑戦しました。各教室には担当教員や学生会の学生たちが配置されており、各チームは担当教員および学生会の学生たちがいる場所を自分たちで探しながら校内を巡りました。各所にはクイズやジェスチャーゲームなど、さまざまなミッションが用意されており、正解するとポイントを獲得できる仕組みとなっていました。 学生たちは話し合いながらクイズに取り組み、協力する中で次第に親睦を深めている様子がありました。

 今回のアイスブレイクは、学年を超えた交流を深める良い機会となり、新年度の学生生活に向けた良いスタートとなりました。

間加田 侑里

 こんにちは。高専事務局・国際交流担当の小沢 香澄です。このたび、留学プログラムに参加する3年生11名を引率し、ニュージーランド・ダニーデンへ渡航しました。本稿では、その留学生活の幕開けとなった数日間について記していきたいと思います。

 2026年4月9日(木)、少し緊張した面持ちの学生たちが、期待と不安を胸に成田空港に集合しました。NZ90便に搭乗し、長い機内時間の先に待っていたのは、日本とは季節も空気も異なる南半球の大地です。翌10日、オークランドを経由して到着したダニーデンは、穏やかな風と澄んだ空気に包まれていました。ニュージーランド南島南東部に位置するこの街は、豊かな自然と落ち着いた佇まいを併せ持つ、学生の街として知られています。12時間を超える移動の疲れが残っているはずでしたが、ホストファミリーとの最初の対面では、学生たちの表情が自然と和らいでいきました。言葉を交わし、笑顔で迎えられる中で、「ここから始まる一年」への期待が静かに伝わってくるようでした。

 留学先であるオタゴポリテクニクは、約23年にわたり本校の学生を受け入れてくださっている、信頼ある教育機関です。実践的・職業的教育を柱に、社会と強く結びついた学びを提供しています。白山麓キャンパスで積み重ねてきた基礎を携え、英語でエンジニアリングを学ぶ日々は、学生一人ひとりにとって自分の可能性を広げる挑戦となります。
 到着後の最初の週末は、それぞれのホストファミリーと過ごしました。言葉や生活習慣の違いに戸惑いながらも、家庭の中で交わされる会話や日常のひとコマが、少しずつ学生たちの緊張を解いていったようです。そして週明けの4月13日(月)からは、2週間にわたる「Global Studies」が始まりました。ここでは、ニュージーランドでの暮らし方や学びのスタイル、文化やマナーについて学びながら、新しい生活への準備を整えていきます。知らないことを知るたびに、不安は安心へと変わり、自分の足で立っていこうとする意識が育っていきます。
 プログラム初日には、マオリの伝統的な様式による歓迎式が行われました。オタゴポリテクニク教職員の皆様による歌声と、心を込めたスピーチから、この場所の歴史と温かな歓迎の気持ちが伝わってきました。それに応えるように、本校からは万江 琴莉さんが代表としてスピーチを行い、続いて学生全員で「ひまわりの約束」を披露しました。この曲は、ひまわりが太陽を見つめ続ける姿になぞらえ、時間や距離を越えて相手を想い続ける愛情や友情、そして変わることのない絆を表現したものであり、学生自身がこの場にふさわしい一曲として選んだものです。会場に広がった歌声は、言葉の壁を越え、人と人との距離をぐっと近づける力を持っていました。


 その後はキャンパスツアーとして学内を散策しました。運動施設「Unipol」では、その充実した設備に学生たちが感動し、「早く利用したい」という声が多く聞かれました。Unipolは体力づくりの場としてだけでなく、現地の学生との交流の場としても重要な施設です。また、図書館では多くの学生が静かに学習に励む姿が見られ、その様子に刺激を受けている様子でした。学生たちは、このような恵まれた環境の中で学び、生活できることへの期待を一層高めるとともに、ここで過ごす日々が、学びだけでなく生活そのものとして始まっていくことを肌で感じた時間でした。
 午後には、ニュージーランドでの生活に欠かせない銀行口座の開設も行いました。デビットカードを手にした学生たちからは、「親からの仕送りを大切にし、計画的に使わなければならない」といった声が聞かれました。周囲からの温かな支えに感謝すると同時に、自らの生活を自分の責任で築いていくことが求められる留学であることを、学生たちは実感している様子でした。

 学生との会話の中で、ある学生からは、「ニュージーランドで長期間学ぶ機会を得られたのは家族の理解と支えがあったからです。出発前には、将来への期待を込めて送り出してもらいました。その想いに応えられるよう、この留学で得た学びと経験を、自身の成長という形で返していきます。」と力強く語っていました。また別の学生は、「都会ではなく、安全でのんびりとした雰囲気のダニーデンがとても気に入りました。ここでの生活を自分なりに楽しみます。」と笑顔で話してくれました。
 これからのニュージーランドでの一年間がどのような色に染まっていくかは、学生自身の行動と経験に委ねられています。多くの出会いと挑戦を重ねながら、それぞれが自分だけの色をまとい、成長した姿で帰国する日を、今から楽しみにしています。

 このICTジャーナルでは、そんな学生たちからの日々を言葉に残していきます。どうぞ今後の更新も楽しみにご覧ください。

小沢 香澄


 こんにちは。校長の鹿田 正昭です。

 今年も恒例の校長講話を行いました。1年生、2年生は2026年4月3日(金)午後に白山麓キャンパスで、4年生、5年生は4月7日(火)午前に金沢キャンパスでおこないました。
 ICT副校長に就任した時、4月のオリエンテーション期間中に校長講話があることを聞きました。さて、校長講話で何を話したら良いだろうか?・・・・と考え、私の専門(空間情報工学)を分かりやすく説明するのが良いだろうと思い、これまで行ってきた研究や授業(測量学)に関連する内容を分かりやすく、かつ、世の中に知られている歴史上の有名人物や事象に関連付けて講話することにしました。

 着任1年目は全学年(3年生を除く)に同じ内容をお話ししましたが、翌年から学年進行とともに話の内容を加えていきました。その結果、4つのテーマは次のようになりました。
(ただし、下記の学年進行が完成するのは令和9年度(2027年度)になります)
  1年生:世界で最も美しい10の科学実験
  2年生:地図は嘘つきである
  4年生:シュトレーベの測地弧
  5年生:伊能忠敬と点の記

 いずれの講話でもクイズをおこない、楽しみながらアクティブラーニングができるように心がけています。また、4年生、5年生のテーマでは映画やTV放送された内容についても紹介しています。4回の講話で空間情報工学の世界を楽しんでもらえたらよいなと思っています。

鹿田正昭

HOME学生生活ICTジャーナル

PAGETOP